おかんのネタ帳

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あれから18年

2013-01-17 23:53:48 | 日々のつれづれ


一昨年のルミナリエで撮った、神戸東遊園地にある「希望の灯り」です。

今朝、ダンナが出勤したのが5時40分。
テレビを見たら、神戸の東遊園地、西宮、淡路など、
あの日被災したあの場所の、鎮魂の時を映していました。
テレビに向かってですが、合掌・・・

家を建てて、まだ2ヵ月やったので、大きな揺れの後に、
ブザー音が鳴りだした時は、ウチの家の何かが鳴ったのかと思って、
・・・例えば、温水器とか、ガスとか、そういうものがなってるのかと、
ダンナと一緒に起きて、家の周囲を見回しました。

結局、ウラのマンションの耐震ブザー?(そんなんがあったのかな?)
が作動して鳴ったようで、マンションの人も、窓から顔を出してました。

あの日はダンナは休みの日で、ふたりともそのまままた寝たんやけど、
学校に行く娘たたちがいるから、1時間後には起床。
テレビは6チャンネルの「おは朝」。

地震があったことは言うてたけど、まだ、神戸の映像は出てなくて、
朝日放送の周辺の映像が流れてました。

だから、まさか、あそこまで大きな地震とは思ってませんでした。
子どもたちを送り出して、洗濯したり片付けしたりして、
それからです。テレビに映し出された、阪神高速を見たのは。

「高層道路が倒れてる!」

道路が倒れてるなんて、見たことないですから、
まだ寝てたダンナを、あわてて起こしました。

「高層道路が倒れてる? アホか~」

寝室の小さなテレビを、寝ぼけ眼で見るダンナ、
一気に目が覚めたと思います。

でも、その光景は、まだ序の口やったんですね。

一昨年の3月11日。

あの日も、ダンナは休みで家にいました。
テレビを見ながらウトウトしてたらしいけど、
テレビが一斉に臨時番組になり、地震があったことを告げ、
各地の映像が流れ始めたそうです。

津波が一気に待ちを飲み込む映像、
まるで映画のような光景をリアルタイムに見てる不思議さ、
ショックと妙な興奮で、私が帰宅した時のダンナは、
とにかく、しゃべるしゃべる・・・

「えらいこっちゃ。車置いて逃げる人の向こうから、波がくるねんで!」

阪神・淡路大震災から、東日本大震災までの間にも、
十勝沖や中越など、いくつかの大きな地震が起こっています。

地震大国と言えばそれまでやけど、自然の力とはいえ、
モノが壊れ、亡くなった人がたくさんいることがツライです。

忘れてはいけないことやと、つくづく思います。

NHKが製作した、「その街の子ども」を思い出しました。
映画にもなって、たくさんの人が見たと思うけど、
地震があったことで、人生が変わった人も多かったでしょうね。

人生観そのものが、変わったと思います。
経験のないものは、同じ気持ちには絶対なれへんけど、
でも、思いやる気持ちだけは、持っていたいな。

毎年、この時期に、朝日新聞は特集を組んで、
被災した人や場所の、今日をレポートしてます。

そこを読んだら、いっつも泣けてくるんやけど、
さすがに、徐々に、涙の量は少なくなってきたかも・・・

やさしい気持ちを忘れたやんようにしよう、

つくづく、そう思います。