おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

市民カレッジ

2013-08-05 22:47:45 | 日々のつれづれ


今日のお昼ご飯。
ポピーさんの、中華鶏丼。
ぴりりとしておいしかった~

さて、昨日は、午後から「市民カレッジ」の第2講。
フリーアナウンサー、山本浩之さんの講演でした~

姉と、今年も5講全部の、通し券を買ってます。
第1講は、先月の、宮崎哲哉さんで、昨日は、やまひろさん。
元関テレアナウンサーで、ニュース番組アンカーに出てる方です。

1昨年も、守山に来てはるんですよね。
あれは、人権講座の講師として来てはりました。

お客さんの入りは、8割ぐらいかな。
一昨年の辛抱キャスターの時は超満員やったので、
そのことを思うと、ちょっと寂しいかも。

でも、やまひろさんは、喜んではりましたよ~

最初に、司会進行の女性が、講師のプロフィールを紹介するんやけど、

「山本浩之さんは・・・・・35歳でカツラを脱ぎ、」 

なんて、ふつうに紹介しはるんで、会場が爆笑です。
その笑い声を聞いて、たくさんのお客さんが入ってるんやなって思った、
と、やまひろさんが登場して言うてはりました。

「ボクなんかに」 

と謙遜してはったけど、お話は、なかなか面白かったし、
なるほどなぁと思う事を言うてはりました。

テーマは、「輝いて、生きていこう」

それだけで、笑いを取ってはったけどね~

なので、前半は、「どうしてカツラをかぶったか、どうして脱いだか」
という、入社試験を受けるときから現在に至るまでの面白話です。

入社試験の最終面接で、「おでこを見せてください」 って言われたこと。
ごまかして見せたら、「もっとちゃんと見せなさい」と言われたこと。

「お父さんはどうされてますか」 と聞かれて、父親の職業とかを言ったら、
「そうじゃなくて、お父さんの頭はどうなってますか」って聞かれたこと。

ムカムカしながら、「波平みたいな頭です」 と言い放ったら、
「お爺さんとか、親戚はどうですか?」と聞かれ、
「もう、全部、波平です」 と答えた話。

絶対落ちたと思ったら合格。
ナニを試されたんやろう、今も疑問やとか。

「ニュースキャスターはナマ番組に出るし、おそらく、
 急に困難なことが怒った時に、どう対応するか、対処するか、
 臨機応変に、対応できるかみたいなことを、試されたんやないかな」

そんなハゲ人生のその後も、面白可笑しく語ってはりました。

後半は、一転して、硬派な話になりました。

今のアナウンサーとしての自分があるのは、いろいろな人に出会ったから。
それも、阪神淡路大震災と、一昨年の、東日本大震災での出会いが、
自分の生き方を決めてくれたと、言うてはりましたね。

被災地で、仕事人として立ってるのか、人間として立ってるのか、
自問自答しながら、それでも取材をして来たこと。

何度も罵声を浴びながら、マイクを差し出し、
この現状を、世間に知らせないといけない、
そんな使命感を持って、仕事をして来たこと。

でも、自問自答は今も続いてるらしいんですね。

阪神淡路大震災の時と比べて、被災した地域が広すぎ、
被害が甚大過ぎることもあるけど、復興庁ができた時期も遅いし、
仮設住宅の、行き先が決まってない人がたくさんいます。
なのに、もう落ち着いたみたいな言い方をエライ人が言うてるんですよ~
2年半経っても、被災地の復興はまだまだなのに。
これから原発はどうするかよりも、まだ福島が終わってないやから、
あそこの処理を速くすることを考えて欲しいです。

というような事を語ってはりました。

笑わして、後で締める、そんな講座になりましたね。


新人アナの頃、ニュースを読ませてもらうどころか、
やりたかった野球の実況とかもさせてもらえない頃の話。

阪神の野球の実況放送が9回途中で放送終了になったとき、
一斉にかかってくる苦情電話をとりながら、
電話の相手である、和歌山のオジサンについ、
サンテレビで放送してる試合内容を実況して、喜んでもらえたこと。
あの時の喜びが、アナウンサーとしての原点やと言うてはりました。

その頃、阪神は藤浪くんが投げてたんやけどね~

さて、次回のカレッジは、9月。
茂木健一郎さんです。楽しみ~