おかんのネタ帳

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おおなまず寄席

2013-09-23 23:05:00 | マイブーム・落語


気持ちの良い秋の日、昨日は、浜大津までいってきました。
お天気が良かったせいか、いろんなところで、いろいろイベントがあるらしく、
道路もコミコミ、人も大勢、でしたね~



でも、ここは、わりと静かに、でも、あったかい笑いに包まれてましたよ。
大津旧公会堂で、「第9回、おおなまず寄席」です~



前座は、笑福亭生寿くん。
ずっと前に、繁昌亭のあされんでお目にかかったはずやけど、
その時に比べると、落ち着いてはりましたね~
というか、師匠の生喬さんによく似てるって思ったわ。

お題は、「二人癖」。
声とか話し方に、あまり人物の違いが出てこなくて・・・もうちょっとかな。
そうそう、生寿さんのツイッター見てたら、金融庁の黒崎さんに似てる!?
なんていうつぶやきに、ちょっと笑ってしまったやん・・・そうかも!

二番手は、桂まん我さん。
最近は、カルチャーや習い事がはやってるという話で、

「落語を習わはる人もいてはるんですね。お金出して。
 私ら、師匠にお金払ろたことないんdねすけど。
 ほんで、習ろうて・・・どこでやらはるんですかねぇ」

繁昌亭でも、落語教室があるらしいけど、習うと演じたくなるもの。
でも、シロウトの落語ほどサブいもんはないと思うねんけどな・・・
確かに、上手な人もいはるけどね。

そんな話から、浄瑠璃が好きでやりたがりのだんさんが出てくる「寝床」。
ついつい、ドラマ「ちりとてちん」の光景を思い出しましたね。
キム兄演じる飲み屋「寝床」の主人は、ギターのひき語りが趣味、
けど、歌は強烈にへたくそで、ご近所の人が、なんやかやと用事を作って、
キム兄のライブに行かず、歌を聴くのを拒んでた話~

噺を聞いて、その光景が見える、いいですよね~。
まん我さんは、師匠にあまり似てないような気がするな。
師匠の文我さんは、地味な感じやけど、
まん我さんは、明るく、おおらかに、噺をしはる感じ~
ちょっと、おぐしが気になるけど?? アメリカーン~やしねぇ。

桂南天さんは、すぐに寝て、夢を見てしまう病気の人の噺。「夢八」。
夢見てしまった失敗談で、植木屋の梯子を支える仕事の話とか、
にぎりめしを食べるとことか、吊り人?の足元を、手を大きく左右にふって、
「吊ってはる~~~」 っていうとことか、めっちゃ面白い~



高座はナニで作ってあるのかわからへんけど、
噺家さんが動くたびに、ギシギシいうのがちょっと気になるなぁ~
伏見酒蔵寄席は、確かお酒のケースかなんかを組み立ててたけど、
ビールケースとかなら、丈夫やと思うけどね~。

50人ほどのこじんまりした落語会。
でも、盛り上がりますよ~
正面から見たいし、前のような並びがいいと思うねんけどな。



旧公会堂、二階へあがる階段。
味がありますね~



昭和9年に建てられたとか。
ここにも、階段の手すりに、レリーフが~



昭和初期、こういうデザインが流行ったのかな。

次回も、ここで。
1月13日、南天さん、雀喜さんと漫才もやるらしい・・・
前に、伏見で見たけどね~(笑)