おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

観劇で感激

2016-04-27 11:21:28 | 舞台・映画・ドラマ
今月は、かなり浮き足立ってます。
ブログ更新もおろそかになってますが、いつものように?
仕事に忙殺されて・・・というのではなく(苦笑)
かなり、プライベートが忙しくて(笑)

プライベートといっても、いつものことですけどね。

観劇と祭り!(笑)

16日の初日に行った、舞台「寝盗られ宗介」の大阪公演も、
24日で、とうとう終わってしまいました。

もちろん? 24日の千穐楽も行ってきましたよ。
見届けてきました~~



相変わらず、若い女性が多いですが、中には、
中高齢のご夫婦なんかもいて、さすが松竹座やなぁと。

主演は、先週も書いたようにジャニーズでは、
ダンスとか、アクロバティックなイメージのあるユニット、
A.B.C.-Z(エービーシージー)の戸塚くん。

まさかこの年でジャニーズを観に行くなんて思ってもなかったけど、
これも、応援するイケメン俳優さんが出演するからで、
ほんま、刺激的すぎる?日々でございます~(笑)

つかこうへいさんの作演の舞台を観たことがないので、
比べようもないんやけど、このために、原作本を買いました。
小説と戯曲の両方を載せてあるものやけど、
ストーリーとしては、深みのあるものですね。

つかさんは、これを稽古のときにセリフを入れる、
「口立て」で演出したそうです。
なので、台本があったのかどうか。

今回は、それを少年隊の錦織さんが脚色・演出。

大衆演劇一座の話なので、劇中劇があり、
舞台上での物語と、舞台裏での物語の二重構造です。

ドサ回りの北村宗介一座がかける「寝盗られ宗介」という芝居。

江戸は元禄の頃のお話。
湯屋で、女郎や夜鷹の「下ぞり」をしている宗介には、
お志摩という女房がいるが、お志摩は、昔、歌舞伎役者音吉と心中し、
生き残ってしまったことから、それで紅場(あかば)の女郎に落とされたとか。

同じく生き残った音吉は、上方で歌舞伎役者で名をあげている。
宗介は、音吉とお志摩の道行きを叶えてやりたいと思っているらしい。
しかし、実は、宗介は、将軍綱吉の実の子で、
自分の女房を寝取らせて、その間に将軍の命を狙うという・・

そんなような劇中劇なんですけど、なんせ、シモネタがいっぱい(苦笑)
若い役者さんがリアルにセリフで言うから、ドキドキです~

主演の戸塚くんと、相手役の高橋由美子さんは、
膨大なセリフと、劇中劇、歌、ダンスと、たいへんです。
由美子さんは、舞台もこなしている方なので力強いですが、
戸塚くんは、千穐楽は、さすがに疲れが出てる感じでしたね。

でも座長としての心配りもあって、
ラストのカーテンコールでは、キャストそれぞれに、
一言ずつ、挨拶をするようにと配慮してくれてました。
ありがとう~ (笑)

劇中の音楽も印象的でした。
オヨネーズの「麦畑」で始まり・・・

「女はそれを我慢できない」 アン・ルイス
「夜の訪問者」 小川順子
「どんまいどんまい」 河島英五
「甘えんぼ」 大塚愛
「高原のお嬢さん」 舟木一夫

他にも、いろいろ。
洋楽はあまり知らないねんけど、でも、
「太陽がいっぱい」もありましたよ~
「風とともに去りぬ」のテーマとか!

そんなこんなでも、楽しい舞台でした。

大好きな俳優さんも、脇役ながら存在感ありましたしね!
いっぱいいっぱいの主演さんにアドリブでからむあたり、
客席のお客さんにも喜んでもらえてましたし。

何より、劇中劇の着流しの音吉の姿はカッコ良すぎて~
ラストの、黒いタキシード姿でフラッシュモブをする姿、歌う姿、
立ち姿も、カッコ良すぎました~~



ウキウキ気分の終演後。

松竹座は、難波の繁華街にあるので、外国人もいっぱい。

徐々に、現実に戻りながら帰路につきました~

そして、今週は、また、違う舞台を観に行きます。

・・・あ、仕事も、ちゃんとしてますので、ご心配なく・・・




※ 蛇足かもですが、語句説明を・・・

「下ぞり」= 女郎の下の毛を整えることを生業としている卑賤のこと
「紅場」= お上が女郎の下の検診をするところ