おかんのネタ帳

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西野水道まつり

2014-06-02 22:53:19 | 湖国日記
昨日、今日と、真夏日やったらしいね。
今日はともかく、昨日の暑さはたまらんかったし。
炎天下、私は、長浜市高月町の田園地帯を、歩いてましたからね・・・



そうです。
高月の西野水道まつりに行ってきました。
ずっと、いつか行きたいと思っていたところです。
ネットでみたら、毎年6月の第1日曜日に開催、今年も開催されるって。
JR高月駅から、コミュニティバスが出てると書いてあったので、
早朝から高速を走る自信がなかったし(眠たいやん~)
JRで行ったんですね・・・・朝8時過ぎに到着・・・
バス停で時刻表を見たら・・・・

土日運休します、って!!

タクシー、確かにありましたよ。
でも、西野水道までちょっとありそうです・・・もったいないし、歩こう。
・・・今思えば、行きはタクシーでも良かったやん・・・

西野コミュニティセンターに着いた時は9時過ぎ。
小学校5年生の、「西野水道劇」が始まってました~



170年ほど前、西野の耕地は低いらしく、大雨のあとは必ず、
余呉川の水があふれ、水害に苦しんでいたようです。



琵琶湖側には、山本山から続く西山があり、そこにトンネルを掘って、
水を琵琶湖に流そうということになり、能登の石工、三重の石工を雇い、
西野の村人や、周辺地域の人々の力を借り、6年の年月をかけて岩穴を掘ったのです。



毎年、地元の小学生が、この西野水道の歴史を学び、この劇を行うそうです。
琵琶湖側からと、西野側からと掘って、よくまぁ、穴がつながったなぁと思うけど、
磁石はあったらしいので、そういう知識があったのかもですね。

でも、掘ったのは、ノミと金槌らしいけど。



最後に、子どもたちが、学んだことが感じたことを一言ずつ言います。
先人の偉業をたたえてましたね~

そのあと、当時の装束で、西野水道まで歩きます。
最後尾に、子ども御輿も続きます。



おじさんたちが担ぐ、かごがあったり、



姉さんかぶりのお姉さんたちが運ぶ、米俵を積んだ大八車があり、



石を運ぶ村人があり・・・



先頭を中学生が行き、お寺の坊守さん、自治会長さんらが行き、
かご、第八車、天秤棒、そして、子どもたちの御輿が、
麦畑の中を行きます。



のどかやねぇ~ 



ここが、まつり会場。
大勢の人が、行列がくるのを待ってます。

会場では、食べ物の販売などの準備やら、餅つきの準備、
そして、式典の準備などが行われてます。
170年前の工事で亡くなった人の慰霊祭もあるんですね。
坊守さんは女性やけど、勤行が行われ、
来賓の人たちのお焼香が行われます。

供養は昔から行われていたそうですが、西野水道まつりとして、
行われるようになったのは、30年まえからで、今年は30回目ですって!



慰霊碑の右手に、史跡となった170年前の西野水道。
左手に、昭和25年に造られた、2代目の西野水道があります。
3代目はさらに左に、余呉川の水路として、昭和55年に造られています。

長くなったので、続きは、また明日。


とりあえず、昨日、私は往復、約9km、歩いたんですわ・・・
炎天下、ペットボトル水を飲みつつ、帽子はかぶってたけど、暑かった~(涙) 




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