おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

元気をもらおう

2011-07-18 23:29:56 | スポーツ大好き
見ました~?
今朝、ダンナが仕事なんで、いつものように5時に起きたし、
最後まで、しっかり見ましたよ~

すごいですよね!
ホンマに、勝ってしまいましたやん。

ちょうど、後半が始まってたんやけど、見てたら1点取られ・・・
ダンナはそれをずっと見てたら仕事に行かれへんから、
途中で、「朝ズバ」にしたんやけど、結局、気になって、
また、見てたら宮間さんが点を入れて、1ー1に。
そのまま、ダンナは出勤。

結局、6時半ごろかな。
PKになった時は、勝てるって、思いましたもんね。
だって円陣の中にいた佐々木監督が、めっちゃ笑顔!
一方のアメリカの選手達は、なんか表情が堅かったもん。
そのまんま、PKの結果ですわ。

出勤したダンナも気になるやろうから、メールしとこ、って思ったら、
目の前に、充電しっぱなしのダンナの携帯が~
ま、どこかで誰かに聞くやろ~

それにしても、彼女たち。
みんなかわいいですやん。澤さん以外、ウチの娘よりも若いし。
すごいな~

これで、日本全体が、元気が出るといいね。

ホントに、そう思う。



さて、朝からのそんな騒ぎもなんのその、
わが家はこの2匹で毎日大騒動。

チビ猫が「あなんさん」にじゃれついてばっかりするんで、
「あなさん」キレ気味・・・

時々、本気で?噛み返したりして怒ると、
チビ猫は、降参とばかりに、こんなカッコになります~



というか、新聞とか広告を読んでたり、
テレビをまったり見てたりする前で、
2匹が走り回ってじゃまするねんな~


ところで、チビ猫、まだ、名前が決まってないねん~

ダンナとの会話。

「まろ、でええやん」

「言いにくいわ」

「じゃ、どうすんのん」

「おいっ、でええやん」

「それって、私を呼ぶのと一緒やんか」

「ほな、名無しのごんベ~でええか」

「え~っ?」

「ごんべ~!」 (・・ってチビ猫を呼ぶねん)

「猫の名前、3文字はあかんて言うたやん」

(そう言うて、いまだに「あなんさん」を「ちゅ~」と呼んだりするダンナ)

「じゃぁ、ゴン・・、でええやろ。ゴンタのゴン」

ゴン・・て?

 

心配のタネ、いろいろ

2011-07-17 22:52:42 | 日々のつれづれ


昨日、夕暮れの琵琶湖です。
陽が長いんで、夕方5時を回っても、まだお陽さまがあるんですね。
世間は三連休。湖岸ではバス釣りをする人がたくさんいました~。

暑い毎日やけど、相変わらず、私は三連休もお仕事です~。
建築系某社のお仕事も、ちょっとヤマを越えましたけどね。

パソコンを眺めすぎ、って思うくらい見つめてますわ。
ライター仲間の知人は、昼間、パソコンに向かってるから、
自宅ではほとんど見ない、って言うんですよ。
つまり、仕事以外では見ないってことらしい。

仕事以外でも、見つめてるしな・・・
私は、おかしい~??(苦笑)

それはともかく、ちょっと心配なことをテレビで言うてましたね。
放射能を浴びた牛肉、滋賀県でも販売されてるんやって。
焼き肉チェーン店で、というのは昨日のニュースで言うてました。

で、今夜のニュースでは、福島産の牛が大阪の業者を経て、
草津の精肉店で、5月に販売されたって言うてたんですよ。

牛肉は、トレーサビリティが義務づけられてるから、
販売ルートを辿ることができるんやけど、
でも、誰に売ったか、まではわからへんよね・・・ドキドキ。

それに、精肉は番号が付けられてるけど、内臓、つまりホルモン類は、
それがついてなくてわからへん、とか言うてたような・・・ドキドキ。

でも、何度か食べた程度では心配はないらしいから → こちら
ただ、乳幼児は放射性物質の影響を受けやすいらしいので、
子どもさんのいる家庭は心配ですよね~



さて、昨日の琵琶湖やけど、こちらもちょっと心配。

近年、水草が異常繁殖するという琵琶湖やけど、
湖面に浮いてるのが、そうですよね。
かなりの量です・・・

この水草が水質の変化や、生態系にも影響があるというし、
何より見た目も汚い。南湖だけらしいけどね。
去年は、大津市の市の職員さんが一斉清掃してはりました。

台風が近づいてるらしいけど、台風が通り過ぎると、
この藻が、湖岸に打ち寄せられたりして、またたいへんやろな。

いろんなことが心配な世の中です・・・



チビっこ

2011-07-15 23:57:48 | 日々のつれづれ


ダンナのノートパソコンのところで、まったりの、チビ猫です。
ちょっとボケでますけど、かわいい~

まだ、名前が決定してないねんな。
長女と、ダンナが、どうも、「まろ」に不満らしい・・・

「んじゃ、マーくんにするか?」 

「ほな、ピッチャーで?」

「え~っ、チビ、にしとくか~」

「すぐに大きなって、チビと違うようになるし」

・・・決まりませんやん~


先住猫の「あなんさん」、
なんとなく、チビ猫の存在を認めつつも、
どうも、ウザイらしい。

でも、気になるんで、動き回るチビ猫を見張って、
しっぽをペンペン動かすんですね。
そしたら、チビ猫が、そのしっぽにじゃれるワケで。
とっくみあいになるんですね・・・

で、二匹が疲れ果てて・・・



揃って寝てしまうこともしばしば。

仲良く、なれるんでしょうかね~

しかし、このチビ猫を見てたら、姉のとこの双子の怪獣たちとそっくり。
言うてもわからへん、怒ってもきかへん、
悪いことばっかりやらかす、そのくせ、かわいい~(笑)

相変わらず、姪っ子に代わって保育園の送迎をやってるやけど、
ここへきて、片方が熱を出して、保育園から小児科をめぐり、
落ち着いたと思ったら発疹・・・あれま~ と思ったら、
今度は、もう片方がお熱という・・・ホンマ、たいへんや。

来週は、保育園に行けるんかしらね~

さて、今週もめっちゃ多忙でした。
仕事があるのはうれしいけど、この暑さ、なんか、ヘトヘト。

ボチボチ、遠方の取材も行かなあかんねんけどな・・・・


おみやげいろいろ

2011-07-14 21:58:48 | 旅の想い出
昨日から、他社の携帯にも、電話番号で、
メールができるようになったらしいですね~。
いわゆる、SMS、ってやつね。
長ったらしいアドレスを、書き間違えて送れなかったりとか、
携帯番号しか知らない人に、電話しづらいときとかに便利そうです。
でも、字数制限もあるし、写メは送れないみたいやけどね。
使い方によっては便利かもね~

さて、東北の旅から戻って1週間。
お菓子類をちょこっと紹介しときます~



これは花巻温泉で出たお菓子・・?
「高原はなまめ」という名前の、甘納豆。
あけたら、中に大粒の、黒光りした豆の甘納豆が3粒入ってました。
それと、「しいたけ茶」・・・持って帰ってきてんけど、
まだ飲んでない・・・しいたけはキライやないけど。



お土産の定番。
仙台の銘菓、「萩の月」。
カスタードクリームとしっとりスポンジ。
まったりとした、お茶のお伴~



これも、仙台名物。
「すんだ餅」は日持ちがしにくいので、
「ずんだまんじゅう」を買いました・・・枝豆の味!!
やわらかくて、おしいい~



道の駅に売ってた、「ずんだプリッツ」と、
「東北産りんごハイチュー」・・・
りんごハイチューは、信州にもありそう。



さて、これは、石巻の友だちにもらったお土産。
「石巻名産」と書かれた箱に、帆船の絵が・・・
お菓子の名前も「サンファンバウティスタ号の里」とあります。

えっ、なに~?
船の名前やな、とうのはわかるんやけど・・・

ハイ、調べてみましたよ。

この船は、あの伊達政宗が、徳川家康の許可を得て造った帆船。
仙台藩士、支倉常長を外交使節に任命して、スペインとの貿易交渉のため、
この帆船で太平洋を横断したとか。

この船を造った場所が、石巻の雄勝湾らしい。
平成になって帆船が復元され、現在は、渡波というところにある、
「宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)」に、
置かれて、見学でkるようになってるらしい  →こちら

と言っても、あの震災で被害を受けて、
現在は見学できないようやけどね・・・

お菓子は、アーモンドと黒ごまがのったうすやきクッキー。
なかなかおいしい。カロリー高そうやけど(苦笑)


さて、ついでで申し訳ないけど、
帰宅したら、届いてたんです~

信州の飯田にいる、”落語友だち”から届きました!



「巣ごもり」。
タマゴのようなお饅頭。
あんこは、フルーティ!

赤ちゃんを産まはったんで、ささやかなプレゼントを送ったら、
気を遣ってくださいました~

ありがとう~

そして、もう一つついでですが・・・

旅行明けに、某事務所へ仕事に行ったら、
いただきものがありました~



赤身のメロン。
夕張、ちゃいますよ~ 竜王メロン!!

ごちそうさま~!!



オマケ!

今日は、これでしょ。

女の時代、ですかね!

今朝、朝起きたら試合やってました。
前回のドイツに勝った時もビックリやったけど、
いよいよ、決勝ですよ。

「なでしこ」ジャパン!!


一流の国民

2011-07-12 22:19:45 | 日々のつれづれ


チビ猫です。
お風呂に入るダンナが脱ぎすてた腹巻きで、まったり(笑)

オチビ、と呼んだり、アタマに黒い部分がふたつあるんで、
「まろ」と、呼んだりしてます~
まだ、名前決定までには至らず・・・先住猫の「あなんさん」と、
仲良しになるには、もう少し、かな。

なんせ、チビ猫がしょっちゅうかまいにくるんで、イラッとして、



タワーの上で、ふて寝してます。

さて、日曜日、今年の「市民カレッジ」の第1講がありました。
講師は、元読売TV、解説委員長の、辛坊治郎さん。

もうちょっと若いかな、と思ってたら、私と同じ年やったわ。
なかなか、面白かったですよ~

テーマは、「未来を見通す!~正しい判断に必要なこと~」。
市民ホールの大ホール、1300席がほぼ満席。
「市民カレッジ」で満席って、初めて見たし~

去年、関テレの山本アナが来た時も、人権学習の講座なんで無料やったけど、
小ホールが満杯になり、展示室で講演の映像を流すという盛況ぶりでした。
しかも、そこもいっぱいの人で。
テレビでよく見る人は、やっぱり人気あるんかな。

「お金を払ってもらってまで聞いてもらうような、
 そんな話はできませんし~」 と言いながら、
「たかじんの、そこまで言っても委員会」なんかの裏話とか、
某大阪府知事?の、とんでも話とか、今の総理大臣のやめない話、
自民党最後の総理が誕生した時の話・・・など、

いや、ホントにわかりやすく話してくれましたね。


結局、情報というのは、片方の話だけ聞いてたらあかん。
両方の話を聞いて、ナニが正しいかは、聞く私らが判断すべきやと。

昔は、「これからの日本はどうなりますか?」
って聞いて、ちゃんと答えてくれる政治家が必ず居たのに、
今は全然いてない。
これから日本がどうなるのか、まったくわかりません・・・確かに。

海外で言われていること。
国民は一流、経済は二流、政治は三流。

でも、いくら国民が成熟してるとしても、
やはり、情報を正しく判断できる力を持ってないといけない。

一昔前なら、個人が自分の意見を言う機会なんてなかったけど、
今は、インターネットを使って、個人が意見を発することができる、
そんな時代になったことも大きい。
チュニジアとかエジプトのようなことも起こるんだから。

民衆が力を持っている、そんな時代だからこそ、
何が正しいかを、ちゃんと見極めよう・・・

ま、そんな結論でした。


仕事の合間に、講演会。

終了後は、またお仕事に戻りましたしねっ!



あの光景を忘れないで

2011-07-11 23:02:26 | 旅の想い出
ちょっと仕事が溜まってきました。
3日留守にしたとはいえ、某事務所の仕事が・・・
ま、予定通りといえば、予定通りですけどね。

明日も、めいっぱい、忙しい・・・(涙)

オンオフを切り替えながら、頑張ります~



これは、先日、石巻の友だちに会った時、いただいた本です。
三陸河北新報社(石巻かほく)が発行した、
「大津波襲来~石巻地方の記録~」 という写真集。
石巻で発売されたもののようです。

震災から約1ヶ月半ほどの期間の、新聞社だけでなく、
東北電力や読者からの写真を集めて、90ページほどにまとめられています。
・・・石巻のあらゆるところの被災状況が映し出されてます。

今回、某社の研修旅行は20名ほどで行ってきました。
建築や不動産など、「家」に関わる仕事をしている人たちばかりです。
前日の、気仙沼、南三陸で目にした光景に、みんな言葉もなかったのですが、
仙台空港の待合室で、何人もが、この本を見ました・・・

仙台空港といえば、震災後、約1ヶ月で復旧しましたね。
といっても、暫定使用の状況のようです。

仙台市内から15分でいけたというアクセス・・・
モノレールのようなものが走ってたらしいけど、被害を受けて、
まったく復旧の見通しも立ってないみたい。
なので代行バスで行ったんやけど、やはり30分ほどかかったかな。

仙台から空港まで、田畑が水没したときく名取市を通ります。
海に近づくにつれ、津波の被害にあった風景が見えてきます。

緑がまぶしいくらいの田んぼも・・・よく見ると、ところどころに、
瓦礫や放置されたままの車が見えるんですね・・・
緑色は稲ではなく、雑草のようです・・・海水に浸かった土地に、
お米は植えられないっていうてましたしね。

東北一のカーネーションの生産高をほこる名取市ですが、
ビニールハウスも、たくさん被害にあってるようです。

空港の周辺も、まだまだ地震と津波の被害の跡が残っていました。
ターミナルビルも、床を磨き、壁にはキレイな化粧ボードを張って、
一階フロアに必要最低限のものをつくった、という感じです。



受付カウンター横の壁には、ひまわりがいっぱい。
そこに、たくさんのメッセージが書かれていました。

電光掲示板の代わりに、紙にプリントされたものが使われてたり、
搭乗券も、簡易で作ったような、なんとなくあっさりしたものでしたね。

お茶とか、名産品が少し置かれたワゴンコーナーはあったけど、
お土産ものやさんなど売店も喫茶店も、なんにもありません。

搭乗するのも、1階フロアしか使えないようで、
待合室からそのまま外に出て、タラップから乗るんですよ。



こんなん、初めて~。
もちろん、臨時便で運行してるんやそうです。

あれから4ヶ月。

石巻の友だちの元気な姿にホッとしつつ、
彼女から聞く、いろいろな話に涙しそうになりました。
フツウに暮らせていること、家族がいることに、感謝しないとね。

三陸の、瓦礫の向こうに見える、キレイな青い海。

高速道路の沿線に広がる、美しい緑の田畑。

夏の東北で見た光景、忘れやんとこ~



仙台の夜

2011-07-10 01:43:02 | 旅の想い出
東北の旅。
初日は、新幹線で盛岡まで。
宮沢賢治記念館へ行って、そこから花巻温泉で一泊。

二日目は、仙台のビジネスホテルで一泊しました。
夕飯はフリーだったので、飲んべぇなオバチャン3人で、
仙台名物の「牛タン」が食べられる、ホテルの近所の居酒屋へ。
道路を歩いていたら、若い男子がチラシをくれたんで、
まぁ、いいか~と行ったんですね。

行ってみたら、その名も「ばぁやん」



オバチャンには似合いのお店?・・・なんとも・・・(苦笑)
ビルの地下、畳敷きのところに、4人がけのテーブルが6つと、
カウンターがあるくらいの、小さな居酒屋です。



やっぱりこれは頼まなあかんやろ~と、
厚切りタンのステーキ。1300円~
おいしい~!!

生ビールに肴もろもろ、いろんな話をしていたのですが、
私たちが座って間なしに、隣の席に着いたオジサンたち4人。
衝立ごしに聞こえる声が、ど~も、ことばが関西弁のような・・・
・・たぶん、あちらも、そう思ってはったような・・・

宴も終わりに近づいた頃、あまりに美味しそうな臭いにつられ、

「それなんですか?」 

とオジサンに声をかけたことに始まり、
そこから、一気になごみまして。

「関西ですよね?」

「そうです。兵庫県の・・・・市から。そちらは?」

「滋賀県の・・」

という感じで会話が始まり、聞けば、市の職員さんたち。
南三陸町に、支援物資などを持って激励に来られてたようです。

「モノだけではなく、やっぱり、癒しが必要なんちゃうかなと思って、
 地元の祭りの『うちわ』も渡して来ましてね」

「あぁ、あの祭りですね」

「よかったら、ぜひ来てください~」

めちゃ、誘われました。
祭り好きとしては、そそられます~

仙台市は、復興関係やボランティアなどで、多くの人があつまり、
いわゆる特需がある・・・と、どこかに書いてあったけど、
まさか、小さな居酒屋で、同じ関西人と隣り合うとは思いもしませんでした。

兵庫県は、震災だけでなく水害もあったし、
自然災害での支援は慣れてはるんかもわかりません。
おそらく、何度も足を運んではるんやろうなと思いつつ、

「兵庫県は関西広域連合で、宮城を支援してるんですね」

と言ったら、

「滋賀は入ってないんちゃうかったっけ?」

「あれは、奈良ですよ。滋賀は入ってますって!
 京都と一緒に、福島を支援してるはずです」

滋賀県のことを、もっとよく知ってくださいね。
と言いながら、私も、自分の市や県の職員さんが、
どういうふうに支援を行ってはるんか知らないねんな。
自分たちが払った税金が、生かされてたらいいな、と思った次第。

いろいろな話を聞かせていただき、ある意味、
仙台ナイトは、勉強になったかも??
まぁ、言うても、酒の上の話ではありますけどね~(苦笑)


翌日も、お昼まではフリータイム。
仙台空港へ向かうバスが仙台駅を12時40分に発車するんで、
(1時間に1本しかないし、遅刻したら、自腹でタクシー!!)
それまでのわずかな時間、石巻の友だちと会う約束をしました。

私のために、わざわざ、石巻から出てきてくれて。
私はまた、彼女からいろんな話を聞かせてもらったんですね・・・

私の東北の旅、
・・・まだ続きます。


松島や、ああ松島や・・

2011-07-09 00:40:02 | 旅の想い出


月日は百代の過客にして、行かふ年もまた旅人なり・・・

そう、松島です。

日本三景の一つ。
芭蕉が、「三里に灸するより、松島の月、まず心にかかりて」
と書いた、点在する島々の織りなす景色が美しい松島です。

この点在する島々が松島を津波から救ったと言われてます。
平泉から気仙沼へ、そして海岸線を南三陸町へとバスで通過したんやけど、
その海岸線の景色を思うと、到着した松島は、あまりに平穏でした。

お天気も良くて、本当に絶景です。
遠い昔、修学旅行で来たときは、島々を見る遊覧船に乗りましたよ。
遊覧船は、この期でも出てたんかしらね・・・

瑞巌寺まで行く時間はなかったので、五大堂から、
高速で、仙台に向かいました。

途中で何カ所か、瓦礫を集積していた場所を見かけたけど、
仙台駅周辺は、何事もなかったかのように、
人々が行き交う都会で、にぎわいをみせていました。



でも、よく見ると、外壁のタイルが外れたのか、大きなホテルなど、
養生ネットを張っているところがいくつかありましたね。
やはり、地震の被害はこのあたりもあったようです。
あちこちに、「かんばろう東北」の文字も見かけました。

今回の旅で、何度も自問自答したのは、
私たちが行くことが、東北の人たちにとって良いのかどうか。
「旅行」気分で、被災地を行くことが良いのかどうか・・・

でも、本当に、百聞は一見にしかず、でした。

テレビで見たあの光景も、新聞や雑誌で見た写真も、
あの景色の一部分を切り取っただけのものに過ぎないな、と。

気仙沼港のあの惨状が、あそこだけやなく、
ず~っと続くんです・・・

本当に、言葉がでませんでした。


兵どもが夢の跡

2011-07-08 01:25:17 | 旅の想い出


中尊寺の本堂。
ご本尊は阿弥陀如来、本尊の両脇にある灯籠は「不滅の法灯」といわれ、
宗祖伝教大師が点して以来消えたことがない天台宗の象徴的な灯とか。
総本山の延暦寺から分られたものだとか。

へぇ~。
その延暦寺のある、滋賀県から来た私たちですよ、っと(笑)



これは、金色堂をおおっていた過去の覆堂。重要文化財。
昭和38年に、現在のコンクリート製の覆堂が造られた時に、
ここに移築されたらしい。
金色堂が建てられてから50年後ぐらいに、覆い屋根が造られ、
何度も増改築され、室町時代に、この覆堂になったらしいです。



薬師堂のそば、お守り等を売ってるところにいたニャンコ。
「あなんさん」に似てるね・・・
看板猫で、世界遺産になってから、テレビにも出演?したとか。



芭蕉の象がありました。
松尾芭蕉が奥州へ旅だったのは、奥州藤原氏が滅亡して500年目だったとか。
源義経の居館があったと言われる丘陵にのぼり、
かの有名な、「夏草や~」の句を詠んだんですね。

元禄時代の当時、芭蕉は当然歩いて平泉まで行きますが、
1ヶ月半ほどかかったようです。

ちなみに、私は今回、往きは新幹線。
初めて、「はやて」に乗りました~

鉄ちゃんやないんで詳しくはわからへんけど、こんな顔をしてはります。



東北新幹線は、3カ所で分岐するんですね。
最初は大宮で、新潟方面へ行く上越新幹線に、福島で山形方面、
最後に盛岡から秋田方面へ行く新幹線に。

私らが乗る新幹線は、秋田方面に行くのと合体してたようです。
秋田行き「こまち」と、新青森行きの「はやて」の2つの名前が書いてました~



こまち、って、秋田小町、ってことやね!


世界遺産

2011-07-07 00:08:21 | 旅の想い出


行ってきましたよ~!
世界遺産。教科書でもおなじみの、金色堂です。
もちろん、中にあるホンモノは撮影できないんで。

鉄筋コンクリートの覆い堂の中に、ガラス越しに金色堂はあります。
屋根瓦が木製で、柱も床もみんな金箔が施されてます。
柱には、それに螺鈿細工までしてあるから、
豪華この上ないものです。

ここに、阿弥陀如来、勢至・観音、六地蔵、等が置いてあって、
これで、極楽浄土の世界を表しているんやそうです。

鎌倉時代当時に、すでに覆い堂が造られていたようで、
現在のは昭和38年に建てられたんやそうな。

仏壇(須弥団)の中には、中央に、初代の藤原清衡、左手に、二代目基衡、
右手には、三代目秀衡の遺体と4代目の泰衡の首級が納められてるとか。



泰衡の首級の側に納められていたのが、ハスの種子で、
それを平成になってよみがえらせたのが、中尊寺ハス。

この時期しか見られない花ですね!



行きは、上の方まで車で行きましたが、帰りは、
参詣道、こちらの坂道を下りました。
それがけっこうな勾配で・・・
一気に、足もとが不安になりましたね。


眠くなってきた・・・

東北のことは、またゆっくり語ります・・・