団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

大阪ダブル選挙結果

2015-11-23 11:05:51 | 政治

大阪ダブル選挙結果

2015年11月23日(月)

 大阪ダブル選挙の結果は、大差で大阪維新の会の候補者が当選しました。首長選挙は、大阪都構想のシングルイシューで行われるものではありませんので、選挙民から大阪都構想の信任を得たという訳にはいきません。まぁ、しかし、それに向かって行くというお墨付きは得たと言って差し支えないと思います。

 半年前の住民投票でNoを突きつけられたのは、ハシタナイ氏の強引な手法がその一因と思いますので、新首長はそこらあたりの反省を踏まえて準備することになるでしょう。私は、昨夜遅くTVで吉村新市長の記者会見を見ましたが、そう強引そうな人物とは思えませんでした。(もっとも、ハシタナイ氏のような強引な人はいないでしょうけど。)

 今回の選挙結果をどのように見るかですが、逼塞状況の大阪を何とかして欲しいという有権者の気持ちの表れと思います。(部外者である私から見て、大阪は相対的に地盤沈下が激しいように感じます。横浜の方がよほどか生き生きとして見えます。)そのためには、荒療治は仕方ないということでしょうか・・。しかし、それには大変なリスクが生じます。私が一番感じるのは、基礎自治体である特別区の財源が大幅に減らされるというところにあります。これって、地方分権に真逆と言わざるを得ません。その結果は大阪市民が負うことになります。

 昨日のブログで、維新が首長になったら、混迷が始まると書きましたが、ハシタナイ氏の操り人形の市長になるか否かにかかっています。ハシタナイ氏は、自分に気に入らないと、徹底的に叩き潰すという人ですので、いつそのようなことが起きるか、私は楽しみに見ておくことにしましょう。他人の喧嘩を喜ぶのではありません。ハシタナイ氏は日本の政治にとって危険な人物と思いますので、ハシタナイ氏の「本当」の退陣のキッカケになれば良いと思っているのです。

 それにしても、大阪での維新の存在感って、凄いです。「分からへん」。

 おおさか維新の会が勢いをつけたことは確かです。しかし、その真価が試されるのは、来年の参議院選挙です。

 維新は過半数に達していませんが、心強いコウモリ政党があります。そう「公明」党です。選挙で対立候補を立てると脅されると、直ぐに寝返ってしまうという、大変不公明な政党です。

 

 

 

コメント (2)
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