パリ同時多発テロと多国籍企業
2015年11月17日(火)
パリで起きた同時多発テロについては、世界中で衝撃が走り、各国一致してこれに対応する必要を感じたところだろうと思います。だが、はて、具体的にどのような対策をすれば良いか、非常に難しいと思います。フランスは、(報復のため)ISへの空爆を行いました。果たして、これが解決になるのでしょうか・・。
16日の朝日新聞です。
G20もテロ対策強化では一致するものの、具体策案では必ずしも一枚岩とは言えないようです。
話は変わりますが、テロ集団のIS御用達がトヨタ車であります。
日本の物作りの象徴企業として、トヨタの面目躍如といったところです。細かなことでも、徹底的に不具合を解決していくという姿勢ですね。
もっと凄い記事がありました。
今、世界のフロンティアと言えばアフリカだと思いますが、トヨタが何時工場進出を決めるのでしょうか・・。・・と思っていたら、南アフリカには既に進出していましたね。
話が脇にそれましたが、ISの世界観と私のそれが一致していないことを、祈るばかりです。私の目下の世界観は、「多国籍企業VS世界市民という構図になっている」ということです。多国籍企業は世界を股にかけて、有利な場所で横暴を働いています。最も典型は、租税回避でしょう。世界市民が一致してこれに対応する必要がありますが、それぞれの国の事情により、上手くいっていません。団結というのは難しいものです。
その内、ISも団結かなわず分裂していくでしょう。それは、ISの勢力が強くなればなるほど分裂の可能性も高くなると思います。