団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

広島交響楽団第353回定期演奏会

2015-11-02 07:53:03 | 音楽

広島交響楽団第353回定期演奏会

2015年11月1日(日)

・2015.10.30 18:45開演 広島文化学園HBGホール

・ベートーヴェン 交響曲第2番ニ長調作品36

・R.シュトラウル 交響詩「ドン・キホーテ」作品35

 チェロ:マーティン・スタンツェライト

 ヴィオラ:安保(アンボ)恵麻

 アラン・ブリバエフ:広島交響楽団

 ベートーヴェンの交響曲は9曲ありますが、第2番は演奏頻度が最も少ないのではないでしょうか・・。私は初めてでした。これで、1番から9番まで一通り聴いたことになります。1番は少し気を引くような部分がありますが、2番の方は溌剌青年ベートーヴェンという感じです。一楽章の出だし、何か木管が不ぞろいというかバランスが違うというか違和感がありました。後の反省会で合流した楽友も1楽章は問題があると言っていました。

 ドン・キホーテは、管弦楽曲として、これほど多様に表現する曲はないのではないでしょうか。全く退屈させません。テンポも目まぐるしく変化しますし、楽器も様々な音を要求されますので、演奏者にとっては、難しいと思います。ただ、聴衆である私は本来がどのようなものかどうか知りませんので、演奏が上手が下手かは分かりません。少々不満な部分、例えばチェロがもう少し響いて欲しいとか、ドン・キホーテが息絶えるところはもう少し長い方が良いとかがありましたが、全体では大満足でした。安保さんのヴィオラが最初だみ声のように聞こえたのにはビックリしましたけど。彼女は広響随一のマドンナですから、だみ声は似つかわしくありません。

 18時頃、ホール近くの橋の中央から写しました。

 左がアルテールプラザホール(1200 席)、右が今回の広島文化学園HBGホール(約1800席)。これ、現在は両方共広島市が所有しています。

 アステールプラザの方のスタッフに道路を挟んで二つホールは要らないでしょうと言ったら、「要りますよ」とレス。「でも、広島文化学園HBGホールが既にあったら、アステールプラザホールを作りますか?」と問い返すと、「・・・」誰がどう考えたって、無駄な箱もの行政です。

 ただ、広島市にも少々言い分があり、右のこちらの方は旧厚生年金会館で国の所管だったのです。年金問題で批判を浴び手放すことになり、広島市が引き受けたものです。元々を正せば、年金財源を管理している役所がこのような箱ものを作ったというのが最大の問題(私は犯罪的と思います。)

 でも、建物に罪はありません。広響の定期公演の会場ですから、私は愛着があります。

 当日券も結構ありますよ。S席を求めていた私ですが、当日券のA席の方が良かったと反省。

 今回のチェロとヴィオラのソリストは、広響の首席です。

 左右の壁に広響自慢のロゴが写っています。これ、ローマ字のHIROSIMAを鳩が♪を運んでいるように見せている優れものです。

 私が座った席です(8列42番)。ここで、少々問題が発生しました。左隣に座ったアラッフィフの女性なんですが、演奏が始まると首をこっくりこっくりやり出したのです。居眠りではありません。リズムを取っているつもりなんです。がしかし、合っていないのです。私も演奏に合わせてリズムをとり頭が少々動く方と思いますが、「こっくりこっくり」ではリズムは取れません。気になって演奏に集中できませんでした。最終楽章は目をつむって聴いたのですが、人間想像してしまいますのですね、こっくりこっくりの姿を。幸い4席右隣りが空いていましたので、ドン・キホーテから席を移りました。チラッと目を左に向けると、その方の右半分の顔が見えるのですが、はて、どこかで見た様な顔なんです。皆さん、水木しげるのネズミ男をご存知ないでしょうか?そのネズミ女といった顔でした。私はネズミ男のキャラクターは好きです。

 チェロとヴィオラ奏者のデュエットのアンコールがありました。チェロが伴奏役で、ヴィオラの安保さんに華を持たせましたね。ただ、安保さん、ヒヤッとした部分がありましたけど。

 翌日の中国新聞です。

 

 明日は、反省会をアップします。

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杉乃家

2015-11-02 07:46:28 | 食べること

杉乃家

2015年10月30日(金)

 10月5日、富岡製糸工場から休暇村「鹿沢高原」へ向っています。鹿沢高原は奥軽井沢から西へ10㎞程度の辺りにあります。途中、道路の側に蕎麦店がありました。

 純日本風です。

 昼時ですが、あまり混雑していません。

 富岡学、第二期性募集とあります。製糸工場が世界遺産で勢いが付いたのでしょうか。

 もりそば450円也(税抜)を注文することに。

 ちょっとしたhappeningがありました。蕎麦露が二つ出たのです。そして、蕎麦猪口がありません。この地方独自の食べ方があるのかとしばし考えたのですが、どう考えてもおかしいです。

 蕎麦猪口を出してもらいました。

 この蕎麦、手打ちなんでしょうか、と思いました。ネバリがあり、のど越しが爽やかではありません。期待していたのですが、チョコッとハズレました。

 13:06、出発。

 

 

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