マツダCX-9
2015年11月24日(火)
ネット等の情報によると、マツダはアメリカで来春からCX-9を売り出すということです。
これはスケッチです。
確定デザインです。大きい車(全長5m超)ですので、どうしてもボタッとした感じになりますね。
特筆することがあります。2.2ℓディーゼルターボエンジン車のJC08モード燃費が22.0㎞/ℓ! これ、どれだけ凄いかと言うと、同じエンジンを積むアテンザが20.0㎞/ℓなんです。重さはCX-9の方が400㎏以上重いのにです。他社で較べてみると、トヨタのランドクルーザープラドは2.7ℓのデーゼルターボで11.8㎞/ℓ まぁ、ランクルの方が排気量も多く重量も重いので、それを割り引く必要はありますが、それにしても2倍近い差!とは。俄かには信じがたいデータです。
日本で売るとした場合、競合車はトヨタのアルファードになると思います。大きさ・重量とも同じ程度です。こちらの燃費は、ハイブリッドで19.4㎞/ℓ、2.5ℓガソリン車で12.8㎞/ℓとここでもCX-9が圧倒しています。ただ、CX-9はアルファードと違って箱型ではありませんので、居住性は大きく劣ると思います。特に3列目のシートは長距離では厳しいかも知れません。ただ、私としては、マツダがトヨタの後追いをするのではなく、独自の路線で「勝負」しようとする姿勢に共感します。トヨタと同じことをしていたのでは、勝つのは大変ですから。
私のwifeがその昔マツダが東洋工業と言っていた時代に在社していたことがあります。最近その同期会に行き、「マツダが最近元気が良い」という発言が出たということでした。その昔、マツダはトヨタ、日産の後を追って拡大路線に邁進しました。それは失敗したのですが、独自路線を歩みだして自信も付き、業績が向上したというのです。何事も、人まねはダメということでしょうか・・。
今、アメリカはガソリンの値段が安く、大型車が売れる傾向にあります。CX-9の燃費の良さは、今ではあまりメリットにならないと思います。しかし、長期戦略として、マツダの独自性を発揮するためには、アメリカでディーゼルを売る必要があります。CX-9がアメリカで売るマツダの最初のディーゼルカーになるのではないでしょうか・・。その売れ行きに注目したいと思います。
ネット情報です。
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