団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

ブラック・デモクラシー

2015-11-15 11:25:48 | 政治

ブラック・デモクラシー

2015年11月13日(金)

 大阪市長選挙が告示されました。

 10日付けの朝日新聞です。

 同日付けの朝日新聞には、政党支持率の世論調査も載っていました。おおさか維新が2%(余談ですが、少数一位まで載せるべきでしょう。)。ほぼ地域政党と思われるのに、いきなり2%とは侮れません。この2%は大阪の寄与度が極めて高いと思いますので、大阪のみであれば、二桁は間違いなくいくでしょうから・・。

 

 京都大学教授の藤井聡さんは、橋下「維新」政治に非常な危機感を持っておられます。

http://satoshi-fujii.com/

 

 私も共感するところ大でありまして、氏の講演の要旨で長文になりますが、引用させていただきます。

 

 橋下「維新」の政治は「ブラック・デモクラシー」です。ブラック・デモクラシーとは、議論を無視した「多数決至上主義」と結託した民主政治のことです。

 ブラック・デモクラシーは、別名、全体主義です。「多数決崇拝」「詭弁」「議論封殺」「プロパガンダ」の四つの要素があります。

 多数決崇拝とは、多数決の結果こそ崇高なものだと主張する、議論を度外視した考え方です。

 根拠なく否定・肯定することや、話をすり替えたり、言ってもいないことを言ったとして否定し、相手が間違っていると印象付けることは詭弁の一種です。弁証法的議論のすべてを遠ざけ、詭弁を弄して真実に基づく批判を無力化し、封殺するということです。また、議論に見せかけた交渉、公開討論などは単なる暴力です。

 権力を駆使して言論封殺、あらゆる心理操作を駆使して、自説への賛成を増すためのウソにまみれたプロパガンダを徹底展開する。これがブラック・デモクラシーです。

 橋下「維新」の政治にはこの要素があります。

 学者が「都」構想の危険性を明らかにする記者会見を行うと、橋下氏はツイッターで「実務を知らない学者の典型」などと主張しました。しかし、学者の会に所見を供述した学者は100人を超え、その全員が実務を知らないとは到底考えられません。これは根拠を示さず否定し、間違っていると印象づける詭弁の一種です。

 私が1月下旬に「都」構想についての「7つの事実」を公表すると、2月に維新の党の当時の幹事長名で在阪放送各局に〃藤井をテレビに出すな″との文書が送られました。「大阪都構想について反対している政党及び団体を利することになる」という理由です。すなわち、〃藤井が出たら損をするからテレビに出すな″ということです。これは公権力による明確な言論弾圧です。

 住民投票の期間中には、テレビCMなどで、「チェンジ大阪」「ワンチャンス」と流しつづけるプロパガンダが徹底して行われました。

 このようなブラック・デモクラシーは言語道断です。これが成立すると日本がめちゃくちゃになり、自由が失われてしまう。絶対に許してはなりません。

 

 

 藤井氏は、ブラック・デモクラシーを主なキーワードにしていますが、ファッショとか独裁者というのが、抜けてやしませんか・・。もっとも、これは衆人周知のことがらなので、あえて言わずもがなかも知れません。

 

 

 

 

 

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ひるがの高原SA

2015-11-15 06:23:34 | 

ひるがの高原SA

2015年11月10日(火) 

 

 飛騨清美ICから東海北陸自動車道に入り、大津市へ向かいました。途中、ひるがの高原SAでひる食をすることにしました。

 東海北陸自動車道は、飛騨トンネルの開通で、金沢から名古屋まで開通しましたね。飛騨トンネルは日本で3番目に長いトンネルだそうです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9B%E9%A8%A8%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB

 

 随分と難工事だったと思うのと同時に、随分自然を破壊したのだろうと思います。sustainableサスティナブル社会とは聞いて呆れます。

 最近TVで縄文時代に関する番組がありました。1万年以上続いたそうであります。これは、世界的に類例を見ないもので、それは、狩猟採集文明だったからということでした。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B8%84%E6%96%87%E6%99%82%E4%BB%A3

 他の文明は農耕に代わったということで、狩猟採集時代は短かった訳であります。農耕は、自然に手を加える、つまり違う言い方をすると破壊するのであります。今の工業化時代からすれば、私は農耕などは自然的と思いますけど・・。いずれにしても、サスティナブル(持続可能な)ということではなく、地球という自然を食いつぶしていっているという認識に立つ必要があると思います。

 ・・と、このような考えをしていながら、現代文明の恩恵に預かっている自分自身に矛盾を感じそのdilemmaに呆れてしまう訳であります。

 12:18、ひるがの高原SA到着。

 このSA周辺は広大です。

 飛騨牛圏内ですね。

 この里芋300円也は安いです。買って帰りたかったのですが、wifeに言わすと里芋は日持ちしないそうであります。勝手に買って帰る訳にはまいりません。

 季節外れのいちご250円也は安いです。しかし、値段を見て、美味しくないのだろうと想像を巡らす卑しい考えをしてしまうのであります。

 鮎の干物と有りました。塩焼きして、真空パックにした方が良いように思いますが・・。

 とうふちくわがありました。山陰の物産かと思っていました。

 

 これ、ビックリです。ついさっき、道の駅「ななもり清美」で660円也で買ったものと同じです。ここは626円也。少なくとも同一県では一物一価にしてくれないと、ニャロメ! 

 

 これ、道の駅「ななもり清美」で買ったものです。

 親子丼を夫婦で食べることに。

 コロッケ1個追加しました。

 これを、二人で食しました。量はこれで十分なんです。将来の高齢社会を乗り切るヒントがここにあるような気がします。食事の量を半分にするのです。

 12:54、ひるがの高原SAを出発しました。

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