大阪ダブル選挙
2015年11月9日(月)
大阪ダブル選挙の一つ、府知事選挙が6日告示されました。
争点は、極めて明白です。ハシタナイ独裁政治を許すか、オール大阪でハシタナイ氏を退場させる審判を下すかです。具体的には、大阪都構想を信任するかどうかです。(最近「副首都」とも言い出しましたが・・。私は、副首都の存在については、必ずしも反対ではありません。しかし、他の自治体もあることですので、まず、全国知事会なりで議論することでしょう。)
松井現知事が当選するか栗原オール大阪側が勝利するか、選挙は水物ですので、予想は難しいです。ただ、2週間程度前に朝日新聞が行った世論調査では、ハシタナイ氏の支持は結構多かったです。
仮に、大阪市でハシタナイ氏が押す「維新」候補者が当選した場合どうなるでしょうか・・。
私は、その候補者のcharacterは知りませんが、いくらなんでもハシタナイ氏ほどの独裁者ではないと思います。「日本の政治のなかで一番重要なのは独裁」(2011年6月29日、政治資金パーティでハシタイナ氏発言)これほどの方は、日本中探したって、3人といませんよ。(二人目はヤベー首相です。)
今、大阪市役所内では、ハシタナイ氏亡き後の、「揺り戻し」を策略していると思います。(役人がです。彼らは強かですので。)ハシタナイ氏程の剛腕がなければ、この揺り戻しが功を奏することになるでしょう。そうすると、ハシタナイ氏のcharacterとしては、絶対にこれを許しませんので、新市長の弱腰に問題があるとすると、潰そうとかかります。つまり、ハシタナイ氏と新市長との軋轢が生じるということですね。
ハシタナイ氏は、これまでどれだけの人とそういう軋轢劇を生じてきたことか・・。私が知る限りでも、石原シンダロウ氏、渡辺喜美氏、江田憲司氏、最近では松野頼久氏等々、枚挙にいとまがありません。
また、ハシタナイ氏のブレーンとも思われた方達も離れていっています。元通産相官僚の古賀茂明氏は、「府市統合本部」の顧問となった人で、ハシタナイ氏のブレーンでしたが、最近次のような趣旨の発言しています。
・橋下市長、松井府知事は当初、大飯原発の再稼働に強固に反対していたのに、突然、再稼働を容認した。
・選挙で信任を得ているから自分の声が市民の声だとの政治家の考え方は市民の声を聞く必要はないと言っているのと同じだ。
・政治家は常に民意をくみ取ろうと努力しなければなりません。それをしない政治家をわれわれの代表として選ぶのは極めて危険です。
私は、古賀氏がハシタナイ氏と袂を分かつことになると予想していましたが、これだけ痛烈に批判するようになることまでは、予想できませんでした。それだけ、ハシタナイ氏は異次元の危険がある人物ということでしょう、と思います。
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