水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

ふつー

2007年10月12日 | 日々のあれこれ
「あぶない」「危険だ」という意味で「ヤバい」を用いるのが大人で、肯定の意味で、というか高く評価するという意味で「ヤバい」を使えるのがナウいヤングである。「これヤバクね?」「ヤベっまじヤベ、ありえねー」は「すばらしい、こんなすばらしいものに私はかつて出会ったことはない、えも言われぬすばらしさである」という意味であることを、ヤングと常に接している私は理解できる。
授業中にした質問に「ふつーです」と答えられて、これの解釈もわかった。「元気?」「ふつー」。「がんばってる?」「ふつう」。「ふつー」というのは、「あなたとは積極的にコミュニケーションするつもりはありません」だったのである。日本語は難しいものだ。今大流行の「別に」「特にないです」も同じだろうか。
コメント
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