『悪果』とは別タイプだが、角田光代『八日目の蝉』も、物語が読み手をぐいぐいひっぱっていく作品だった。またしても読みふけってしまった。こういう感覚をドライブ感というのだろうか。音楽の世界でもよく使われ、なんとなくわかるけど、定義しにくい言葉だ。不倫相手の赤ちゃんを盗み出した主人公の逃走。なぜかその犯人である主人公に感情移入させられてしまう。旋律が、伴奏がどんどん前にすすんでいき、聴いている人はひっぱられていくように入り込まされていく感覚。こんな演奏ができるといい。
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