水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

全日本吹奏楽コンクール

2007年10月22日 | 日々のあれこれ
埼玉県から出場した三校がそろって金賞。全国ベスト11の3つを占めているわけで、さらに今年お休みの春日部共栄さん、西関東で点差がなかった大宮さんがいるわけだから、埼玉「どんだけ~」である。来年のコンクールでは、秋草学園さん、所沢さん、狭山ヶ丘さんといった全国経験のあるバンドや、西関東常連の徳栄さんがノーシードで地区大会に出場される。ひょっとしたらBからAに鞍替えするかもしれない?という噂の超実力校もある。どうしていいかわからなくなってきたぞ。しかも、うちは男ばかりだ。昨日の普門館にステージには、ほとんど男子の姿はなかった。もと男子高の福島県磐城高校もいつのまにか女子が多くなっているし、昔は男子が多かった淀川工科工業高校も今は女子が多い。京都洛南高校が出場しない今年、中学校の全日本大会と同じくらい男子が少なくなってしまった。高校からはじめる男子に道はないのか。いやそんなことはないと思う(思いたい)。プロのオーケストラは男子(おやじ)ばかりではないか。過去のうちのメンバーを思い起こして見ると、この子なら他のどこの高校に行ってもAメンバーとして出場できるだろうと思えるくらい上達した部員が何人かいた。もちろん高校スタートでだ。それをみんなでやればいいだけのことなのだ。でもどうすればいいのだろう …
昨日の感想を少しだけ。
伊奈学園さん … 音のきれいさはまちがいなく日本一。宇畑先生が「うちはパンチがないからひやひやだったんですよ」とおっしゃっていたが、もうそんなレベルの心配をする必要はないだろう(本当はしてないかもしれないな)。しかも音楽性豊かな演奏は、もしライバルがいるとしたら吹奏楽ではなくオケの方ではないかと思った。
栄さん … 去年のトゥーランドットにも号泣したけど、今年もすごかった。これぞ歌、これぞ音楽。まさに横綱。スーパーメガ。もう栄高校さんは予選とか三出とか関係なく、毎年全日本のトリで演奏してもらえばいいのではないだろうか。
コメント (1)
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