水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

4月12日

2009年04月12日 | 日々のあれこれ
 楽器の都合というのがなぜあるのだろう。
 ClといいSaxといい、あんなにおおげさなメカをつけているのに、なりにくい音とか、ピッチのあいにくい音ができてしまうのが不思議だ。
 吹奏楽に関わるまでは、西洋の楽器というのは、徹底して合理的につくられているものだと思っていた。
 日本の尺八は竹の筒に穴を5つ開けただけのものだから、すべての音が均等均質にならないことはよくわかる。
 指で穴を半分とじたりかざしたりして一音下げたり半音下げたりたりする。
 半音の幅のつくりかたなどほんとに人それぞれで、そこにまた味があったりする。
 あんなにたくさんのキイを付けてる西洋楽器が、均等均質な音が出ない構造になっているのは、きっとその方が全体としていい響きがするからなのだろう。
 
 今日、佼正ウインドの課題曲DVDを観て思ったこと。
 サックスの仲田先生は上條恒彦に似てる。
 ティンパニの方は、東海大高輪台の畠田先生に似てる。
 指揮のポールメイエ氏は、OBで中大学指揮のかやま君に似てる。
 

コメント
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