水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

4月28日

2009年04月28日 | 日々のあれこれ
 4月3日から通っている1年生たちに(私たちにも)待望のゴールデンウィークがやってきた。4週間弱過ごしてみて、たいへんまじめな生徒さんたちであることがよくわかった。部活でみてても、みな休まずにまじめにがんばっている。
 だから、ぜいたくな悩みなのだが、もう少しリアクションがほしいと思うことはあった。
 慣れれば変わるのかもしれないが、授業中に「わかりましたか」「こうだよね」「昨日話しましたね」と問いかけたとき、うなずいてくれる子があんまりいない。不安に思い、指名して問うてみると、わかっているし、憶えているのだ。
 「今の高校生は」と一般化するのは危険かもしれないが、「ゆとり世代」になってからの生徒たちに、以前と変化があるとするなら、コミュニケーション能力ではないかなと最近思う。
 でも、ゆとり教育世代のカリキュラムで最も重視されたものとして「伝えあう力」つまりコミュニケーション能力の育成があったはずなのだ。
 国語科においても、「読み・書き」ではなく「話す・聞く」力を高めようという研究がさかんに行われてきた。
 しかし、現実には目減りしているように感じるのはなぜだろう。
 ひょっとしたら、たんに自分が歳をとって、生徒さんがたが「こんなおやじに反応したくない」と思っていることが原因なのかもしれない。
 
 定期演奏会のDVD見本が届いた。確認後、枚数分のプレスにはいってもらう。
 曲名や人名に間違いがなければもう大丈夫な状態らしいのだが、つい早送りをとめてふつうに観てしまうと、ほんと2部の後半は泣けるなあと思う。
 早くみなさまのお手元にお届けしたい。
 
コメント
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