2学期の授業が終わった。三年生にとって高校での正規の授業は最後だったわけだ。
こちらも、昔だったら「やった、終わった」との感慨があった。
けっこう大変だった学年をもっていた十数年前、二学期の授業が終わった日の夜に学年の先生方と行った呑み会のなんと楽しかったことか。
それも最近はない。試験が終わったらすぐにセンター試験講習が年末までびっちり入っている。
センターが終われば国立二次、私大入試に向けての講習。
予餞会に向けて歌の練習をしてればいい時代ではなくなった。
いえ、けっして愚痴ではありません。
仕事があるのはありがたいことだ。
試験前なので授業は午前で終わり。
午後、試験問題の印刷をしたあと、新人戦の参加費を振り込みにいき、給油をして、南古谷ベルクのクリーニング屋さんにより、ふらっと中をのぞいたらいい感じのほうれん草があったので買った。
ベルクのカードにひびが入っていたので係の人に言うと、再発行に200円かかると言う。うそっ。ふつうに何年も使ってて、別におれの責任で割ったわけでもないのに。そんな商売はないんじゃないかと思い、「じゃ、いいです」という。もう二度とベルク行かない(かもしれない)。もしくは割れたまま使い続けてレジスターにカードが詰まったりしてもそっちの責任だかんねという姿勢で臨むことにする。
さらにそのあとローソンによってパンコーナーを見たが、話題の豆大福風パンはなかった。
JUJUの新しいアルバムを聞きながら、学校にもどる。
ぜったい明日までに、という仕事がない、ぜんぜん走る必要のない日だった。