昨日の帰りに観たのは「ニューイヤーズイブ」。
お名前がなんとかうかんだ出演者はハルベリーさんぐらいだが、なんか見たことあるような人がけっこう出てた。
ボンジョビさんがふつうに歌ってたし。
邦画でいえば、柄本明、香川照之、岸辺一徳さんみたく必ずいらっしゃる方がいて、女優さんだと、宮崎美子さんや蓮佛美沙子さんはやっぱり出てるよね的なかんじで、エンドロールで、津田寛二さん出てたっけ? と思ったり、そういう感じの方が総出演されてるような雰囲気があり、しかも撮影現場の雰囲気はわるくなくて、みんなそれぞれに仕事をしてる。グレイトジョブじゃないけど、グッジョブがきっちり積み重なって、身をゆだねてさえいればそれで楽しめるという、大人な作品だった。
ああ、今年も終わる。多くの人にとってそうであるように今年は特別な年だったと思う。
定演ができなかった、しばらく車に乗れなかった程度の影響しか無かった自分だが、内面はおだやかではなかった。放射能のことは真剣に心配したし、ほんとにこの国は大丈夫なのかと思い、その一方であまりに何もできない自分に唖然とした年だった。いい年して。お国のために何もできないばかりか部活でも、浦和レッズなら数回クビになっている結果だった。自分が思っているほど生徒さん方と理解しあえているわけではないこともよくわかったこの年の瀬、ほどよく力のぬけたこの映画は心にしみた。
年が改まったからといって、何かが変わるわけではない。でも何か変わるような気がすると多くの人が思えば、少しは変わる。せめて部活は少しかえたい。学年も学校も。いろんなところで、みんなが少しずつグッジョブを積み重ねれば、結果は大きく変わるのに。
本年もお読みいただいたみなさま、ありがとうございました。
今日、合奏しておそうじして、今年の部活はおわりました。
新年は四日から練習です。みなさま、よいお年をお迎え下さいませ。
あと、もし読んでる受験生の方がいたら、「早寝早起き手洗いうがい」の4点セットをこころがけて、まずセンターを乗り切ってください。Have a happy new year!