歴史は繰り返さない、と思いたい。だが繰り返すかもしれない。
戦前の「軍部の暴走」という有名な言葉に続いて、十年後の教科書には、コロナの流行で「政府の無能」により、極東アジアで日本だけが独り負けした、という歴史事実が加えられそうである。
かつて、軍部の中心は「中堅エリート将校」たちだったが、今のコロナ戦争の防禦においては「落ちこぼれ医系大卒」たちが独走している。
彼等こそ、研究にも、臨床にも向かず、医師免許のみで厚生省に巣食う技官たちのことだ。
彼らは偏差値は東大法学部卒より上という自負がある。それを、自らの信条?という、実は利己心という医師のプライド?なのか、自らの意見を絶対に枉げない。優秀な医者に成れないコンプレックスの裏返しなのかも。
そして万事尊大な東大法学部卒も医師免許には兜を脱いでいる。こうした偏差値怪物を一掃できない政権は、かつてのエリート将校を排除できなかった腰砕け政権とそっくりである。
ポツダム降伏通告を前に、本土決戦を竹槍で戦おうとしたバカ軍部と、マスクと自粛だけでコロナと戦おうとする無能政権とどこが違うのだろうか。
コロナのワクチンも作れない、買えない、打てない、の全く恥ずかしい三流の国家だと今更ながら分かった。
八重の道