近ごろ、マスコミの特ダネは「週刊文春」と「赤旗」だけになった。
このことからも、メディアは自民党翼賛会になったことがよく判る。
立民党の質問はほとんど「週刊文春」、公設秘書に国民に見えない小さなボードを作らせて悦に入っている。一人の議員に約2億円の公費が掛かるそうだ。
これからのメディアは、経済欄のある日経は良しとして、他の新聞は文化欄や生活欄だけ読めという事かな。サンケイは提灯屋さんになって、読売はジャイアンツに買収されるとか。朝日は都市開発に手を出しているようだが、武家の商法にならないように祈る。
そう言えば、「週刊文春」の本体の月刊「文芸春秋」は、不思議にも、天皇家御用達のように皇室関係の特ダネを独占的に取り扱っている。
先日半藤一利さんがお亡くなりになった。あの方がどれだけ多くの近現代史の秘密を抱いてお墓にはいられたのだろうか。
あの方の本を読むと、いいように弄んで、スーッとご自分は逃げられていく。爾来、あまり彼のモノは読まないようにしている。
道端に在った。砲兵の墓と書いてある。何故、道標のような墓なのか、考えてみた。砲兵だから爆発で遺体が無かったのかも、…。もし、そうなら悲しいことだ。