玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

政治がない国

2021-04-30 14:10:44 | 政治

今年ほど、政治が経済に影響を与えた年はない。経済と政治の力関係が逆転してしまった。その変化に気づかず、相も変わらず経済が政治を動かした或る国はいまだコロナ対策の糸口すら発見できず、入り口でウロウロしている。

或る国には、政治は権力だと思い込んでいる首長がいる。しかし、政治は知の場合もあるし、心の場合もある。

そして、今この或る国の政治家に突き付けられているのは「爾自身を知れ」ということだろう。自分自身を知らない人は結局大したことはできない。

もし、それを解かっている政治家がいたなら、ほとんどが国会から去っていくだろう。現実は、ただパス持って、秘書を虐めて、公費2億円の地位を守るだけ。(寺島実郎:議員一人2億円かかる。於「サン・モニ」)

完全な政治家を求めないが、せめて国民の方を向いている振りぐらいして欲しいな。

大根役者でそれもできないんじゃ、無能というのだろう。

そんな奇妙で厄介な生物を国会という動物園でいっぱい飼ってきた我々にも早晩報いが来るだろう。やがて我々は政治を軽んじたために想像できないような危機に瀕するかもしれない。

今は、経済よりも政治。政治とはコロナを抑えることだよ。

鵠沼海岸

コメント (1)
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