そもそも持っている言葉が少ないので、自分の言葉が発せられない。当然、事前の質問通告を要求し、官僚が造った答弁以外、追加質問には答える自信がない。そんな単純な理由で国会は開かれなかったのではないか?
結果として国会議員1/4以上の開会要求にも応えられない。総理自らが憲法五十三条を無視する。まるで剛腕な実力者のような感じだが?実は、ただ苦手な答弁を逃げているだけ!
当然セレモニーの式辞や挨拶文は官僚の書いた原稿を棒読みする。目が老化したのか、時に読み飛ばす。結果、総理として式に出る意味、それ自体が問われてしまう。
まるで性能不全なロボットのような、或いは、動きの悪いマリオネットのような総理だ。
昨年の、あの雪崩を打ったような総裁選挙とは何だったのか。両手を高く掲げた「してやったり」のあの不遜な笑みはどこに行ったのか?
今また、国民が予想もしていない女性候補者がヒョッと出てきて、党内や党員で一定の票を集めるという。この方も人間マリオネットになるのだろうか?
こんな人形劇団のような政党に国民の税金を原資とする公金を助成してよいものだろうか?
急きょ総裁選を断念した総理の顔は豆鉄砲を食らった鳩の目が顔面に二つあった。
一年の夢が冷め、このまま自らの言葉を使わないで、官僚の言葉で退任挨拶をして去って行くのだろうか、…。立ち去った彼の影には糸が映っているかもしれない。
日差しはもう秋か。