日本の政党は、官僚制から独立して議会答弁や経済計画が作成できるように、自前の研究機関を造るべきだった。そこらの政権ヨイショ専門家や口先だけの応援コメンテーターばかり集めた有識者委員会など造っても、単にマスコミをミスリードするだけで、悪知恵官僚の壁を打ち破れない。
そのいい例がコロナ対策で、あのアベ一強政治でも医系技官の壁を突破できず、しきりに「目づまり」という言葉を文科系官僚から頂いて国民に説明していた。
それから結局三年経っても、PCR検査を基本とした医療体制が樹立できず、場当たり的なワクチン一本足打法で、ただ季節的なコロナ衰退を待つ、時間的な徒過・延命対策しかできない。これらは医系技官の権益固守と政治家の無能の産物の証左である。
自民党は選挙の当選一辺倒の政治目的を改め、政治的評価、結果が議員の延命につながる政治環境へ変えなければならない。がしかし、近年の有権者の右傾化ならぬポピュリズムへの流れが止まらない。
自民党は統一教会の援助がなければ、先般の衆議院選挙で野党共闘に負けていたかもしれない。
自民党とカルト宗教の関係が露見して、自民党政治はお先真っ暗な状況になった。
この国の経済、教育、情報のドン詰まりは、時間がかかるが、此処は辛抱して子供への教育に補助金を投資し、人間形成を国の財産とせねばなるまい。
この国には資源はない、食糧はない、有るのは勤勉な人材だけだ。
まずは、自分の生活を向上させたい若者へ、大学や新たな職への門を開くことが第一歩であろう。今の大学はあまりに授業料が高すぎる。奨学金制度も充実していない。カタカナ英語の学科・学部ばかりで、中身もあまりよくない。
活字を読み学問をする人間が増えれば、きっとネトウヨは減り、ポピュリズムも退潮する筈だ。
柿と空
足元には小さな花が。
調べれば、イポモエラ・ルブリフロア(北米原産雑草)