玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

瓶のふた

2022-11-11 13:43:17 | 政治

少し前のことだが、「瓶のふた」理論というのがあった。政治学の世界では、単にマスコミ情報の一つであるが、1990/3/37付ワシントンポスト紙で、在日米軍海兵隊ヘンリー・スタックポール司令官(少将)が次のように云ったとか。

「もし米軍が撤退したら、日本は相当な能力を持つ軍事力を更に強化するだろう。誰もが日本の再軍備を望んでいない。だから我々(米軍)は(軍國化を防ぐ)『瓶のふた』なのだ」

単に、米軍基地の重要性をオーバーに言ったに過ぎないが。

果たして、「防衛費2倍論」「敵基地攻撃能力」を騒いでいる自民党の右傾派とやらは、これとどう係わるのか、の答えを用意していない。

いずれにせよ、米軍は「瓶のふた」に現在も成っているのだろうか。米軍は、実際に日本を、沖縄を守ってくれるのだろうか。単に太平洋の防衛境界線の最先端の島々としての砦と考えているのではないだろうか。

時代遅れの戦闘機やミサイルを借金まみれ落日の國に高額で買わせておいて、最後は、グアム島で待機していて、沖縄も本国四島も、時間稼ぎのアラモ砦にするのではないのか。もう事実上「瓶のふた」は開いた。

この國の政治はあたりまえに「隠蔽」と「虚偽」が表裏一体となって進んでいく.。

がしかし、古臭い自民党は、その内実は「宗教政党、カルト集団に支えられて政権を死守してきただけの政権」に過ぎなかった。

これからの新自由主義世界の中で、「名誉ある地位をしめて行く」為の国家を運営していく「行動力」「先見性」が、何よりも「戦略性」があるのだろうか。

境川遊水池にて

鷺が近づいてくる、…ちょっと恐い。

ひょとしたら鶴かも?小ぶりなのでサギとしました。

鶴なら、詐欺かも。

 

コメント
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