玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

ドジョウたちのあがき

2023-04-25 15:01:32 | つぶやき

右傾化自民党への批判票としても、今の野党、とくに立民党には投票したくない。

泥鰌と自らを評したが、消費税値上げを勝手に決め込んで選挙に挑み、アベの自民党を復活させ、民主党政権を徹底的に壊滅させたボンクラ野田佳彦元首相が、あの国会の弔辞以来、また権力への色気を出しているからだ。

もう年齢的に最後のチャンスと見ているのだろうが、欲が顔にしっかり貼りついている。昔の名前で出ていますと、岡田や安住も続く。自民党も無責任だが、民主党も同じに無責任だった。

残酷な言い方だが、もう定年退職し後進に道を譲るべきだ。

彼らが表舞台に出てくれば、立民党は更に衰退する。泥沼のドジョウたちが空気を求めて懸命にあがいているとしか見えない。

そこには、国民がもとめる新鮮な政治はない、…。

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去年の7月から「変」

2023-04-24 17:38:56 | つぶやき

何か高く厚い壁に一つの穴が開いたように新風が吹き込まれる。

順に思い出すこともできる。まずオリンピック汚職が芋づる式に現れた。それからコメンテーター界を席巻していた三浦夫人の夫が再エネ問題で東京地検の取り扱い事件となり、本人が逮捕された。

そして、総務省文書が流出され、放送法の政権解釈の経緯の全貌が明らかになった。

何だ!これは!やはり去年の7月から瓶の蓋が開いたとしか思えない。

だが、国会では、一議員の捏造という言葉に摩り替えられて、「信用できないなら答弁しない」との更なる暴言に置き換えられて、放送法の解釈の違法性をうやむやにしようとしている。

むろん、メディアがそう誘導し、告発した野党議員が発した「サル」という譬えが、「それこそが暴言だ」とブーメランになっている。

それを一緒になって非難する野党の執行部の態度が最も奇妙だ。だから選挙にも負ける。

やはり、「なお自民党の世が続く。」大谷のいるエンゼルスの「ナオエ」ではなく、国民のいない国会の「ナオジ」だ。

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終活の本の中から

2023-04-23 19:28:14 | 

前にも書いたが、終活で整理しようとしている本に嵌っている。

今は入江隆則『敗者の戦後』中公叢書に嵌っている。彼の専門は英米文学であるので、近現代史に対してはアカデミック感が強くないところが気に入っている。

特に「日米戦争は宿命的なモノ」として捉える時に、その起因の時は、通常は満州事変後(1932年時点)又はワシントン会議(1922年時点)頃に遡るが、彼は日露戦争終了時(1906年時点)まで遡っているのが気に掛かった。

この本では、「日露戦争」勝利後の1906年の時点で日本陸軍は「南満州は将来我が国と種々なる関係を生ずる。」と参謀本部児玉源太郎総長は既に満州の属領化を主張し、伊藤博文は「満州は我が国の属地ではない。…属地でない場所の主権の行われる道理はない」と対立した、と書かれている。

果たして真偽はどうだろうか、…。伊藤博文の言葉が綺麗過ぎるのが気にかかる?専門外であるために、彼の筆はかなり自由なようである。

整理しようと思っていたが、今暫く、この本は残さねばならないかもしれない。

 

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政治という既得権

2023-04-22 19:07:15 | 政治

政治家というモノが一部の者たちの家業になってしまった。あるいは、一発逆転の高収入転職先になってしまったのではないか。

外では、統一地方選とかで市議会議員候補の選挙カーが名前を連呼して走っている。

四年に一回の選挙以外に市会議員の顔、名前、ポスターも見た事がない。特別に、何か自分が困った事がなければ議員に用がないのである。

市町村には議会が必要なのだろうか?例えば、4,630万円の誤振り込みのあった山口県阿武町と大雑把に比較してみた。

ネットで調べたら、阿武町は人口3,000人程、議員は7人、報酬月額19万円、予算額約31億円。一方、藤沢市は437,000人程、議員は36人、報酬54万円、予算約1,613億円だ。

藤沢市と阿武町との比較は、人口は145倍、議員数は5倍、議員報酬2.8倍、予算額は52倍。比較すると、阿武町の予算が高く、藤沢市の議員報酬が高いことが解る。

此処まで来ると、衆参国会議員も調べた。月額129万円、夏冬ボーナスを入れると、年収2,180万円とか。

以上、候補者に何を期待しよう、又は庶民に何ができよう。選挙があっても、選ぶ人がいないのが現実だ。まして信頼できる政党もない。結局は選挙の在り方に、そして何より代議制度に疑問がわく。

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STILLWATER

2023-04-21 10:37:21 | 映画

どうしようもなく愚図、頑固、愚鈍、鈍重で救いがたい不器用な生き方。

こういう男や女が周りには結構ゐたと思う。自分だけはそうなるまいと気張って生きてきたが、どうなるものやら。

案外振り返れば、おのれも十分不器用だったりしてる。

マット・デモンだからスッキリしたくて見始めたものの、全くの期待外れ。だが最後まで一気に見てしまった。

ストーリーは、フランスに留学した娘が無実の罪で刑務所に入れられ、フランス語もできない愚図な父親が娘を救い出す物語である。途中シングルマザーと小さな娘との出逢いもある。

映画の中で「STILLWATER」と言葉が出てくるが、単にオクラホマの地名であるらしい。「まだ水」の意味か、「水に流して」と勝手に想像してしまったが、見当違いのようだった。

老い先短い身としてはお気楽なモノを観たかったが、意外にも真面目なモノを観てしまったという落胆と、終わり方が小洒落たフランス映画感があったのは、舞台がマルセイユなのだからしょうがないかも。

終始マット・デモンの鈍重さのむず痒さが妙に残る映画でした。子役の娘がとても可愛い、いずれ綺麗な女優になって欲しい。

 

 

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