同級生二人の訃報が相次いだ。
中学校の同級生で、拙ブログ「おせっかい」というカテゴリーの中に登場する、中学校同窓会の大切な仲間である。
昨年の暮れは自分自身が一月半の入院生活を送り、今年も、特に前半は自体調体調復旧に神経を遣って、友の動向に向ける神経がおろそかになっていた。体調を崩していた彼らはその間に一気に病状が悪化したようだ。
それにしても少し早いじゃないか。何をそんなに慌てるんよ。もっとゆっくりすりゃいいのに。などと繰り言を言っても愚痴になるばかり。
一人は、お金持ちのボンボンで高校は違ったが就職したのが同じ会社という、長きつながりがあった。
今一人は、少しやんちゃが混じった高校生活を経て、クリーニングの腕を磨き間もなく自立して頑張るオーナーであった。
それぞれに思い出話は山ほどある。今は多くを語りたくない。静かに冥福を祈ることにしよう。
それぞれに「家族だけで見送りたい」との申し入れなので、お線香を手向けることも憚られる。明日にでも仏壇屋さんからお線香でも送るとしよう。気持ちの滅入る師走半ばである。 合掌