正式には「米海兵隊岩国航空基地「フレンドシップデー」2024」と呼ばれる、米軍岩国基地の一般開放デ―が、子供の日の今日行われ、遠く近くから11万3000人が訪れたという。まっこと広い広いコンクリートのスペースに人の波が右往左往する様子が、テレビに映し出されていた。
6機の戦闘機が編隊を組んで、大きく旋回したり轟音を響かせて頭上を飛び交う、超スピードの世界と超轟音を楽しんでいた。
ブルーインパレスのモデル飛行(資料)
6機の戦闘機が編隊を組んで、大きく旋回したり轟音を響かせて頭上を飛び交う、超スピードの世界と超轟音を楽しんでいた。
ブルーインパレスのモデル飛行(資料)
この日ばかりは、外来愛好家の邪魔をしないよう、半端ない渋滞を避けるためにも、岩国市民は車での外出を避けるよう協力している。これもまた一つのフレンドシップで―の本分に協力したもの、なのかどうか定かではないが。
まあ言ってみれば、日米友好の証の一つとして取り上げられている行事で、ファンも多い。特に展示してある超音速戦闘機やオスプレイが人気を集めているらしい。あのジェット機の轟音も心地よいのだとか。
聞きようによっては、騒音訴訟を闘っている岩国市民を冒涜した話ではある、がこれも価値観多用の現在、致し方ないのかもしれない。
聞きようによっては、騒音訴訟を闘っている岩国市民を冒涜した話ではある、がこれも価値観多用の現在、致し方ないのかもしれない。
もう一つ。あの戦闘機が訓練で上空を飛ぶのは百歩譲って許せても、チャイナや北そしてロシアのマークの入った戦闘機が上空を飛び交うことだけは避けなければならない。
永遠に、のんびりゆっくり見物を楽しむためであったり、戦争抑止の任務を果たすための戦闘機やオスプレイであってほしいものである。