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昨年十二月に届いていたジャガイモの種イモをようやく整理しました。
ほら、種イモの箱には「箱から出して、コンテナなどで乾燥する」と書いてありますよ。
知ってはいても雑事に追われ、今まで手付かずになっていたのでした。
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今回整理したのは注文し、そのうちで届けられた「とうや」と「男爵」です。
他に注文した種イモ「キタアカリ」「ノーザンルビー」「シャドウクイーン」、
「インカの目覚め」「メイクイーン」は三月に入ってからの配達と通告されています。
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こんな風に取り出して、傷などをチェックしコンテナに移します。
配達された段ボール箱は10キロ詰め、コンテナには並べると20キロ入ります。
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ほら、これは「とうや」だけれど、すでに小さな芽が出始めていますよ。
先日アップした「現代農業」の「芋好き集合」に興味深い記事が有りましたが、
その中にジャガイモの種類別「休眠時間」の一覧表が有りました。
ジャガイモは種類によって休眠時間「芽の出るまでの時間」がそれぞれ違います。
「インカの目覚め」など極端短くて、収穫して間もなく新芽が出始めます。
ま、その性格を利用して、年に二回栽培する。なんて事も可能なわけですが。
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今回整理したのは全部で五箱、50キロです。
種イモが全部そろうと110キロだったかな、いや、120キロだったな。
ジャガイモは種類や、条件で異なるけれども、種イモの10から15倍の収穫が見込まれる。
と、言うことは1200キロから1800キロくらいの収穫が見込まれるのかなー。
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段ボール箱を破る、ベリッ、なんて大きな音にマックスが驚いて覗きに来ました。
「トーちゃん何しているの?」「ん、マックスの大好きなジャガイモの整理!」「納得ー」
こんな風にして、表には随分雪が積もっているのに、気分はすでに畑へと。
山の歌の歌詞「テントの中でも月見は出来る~♪」でもないけれど、
「雪の中でも百姓は出来る~♪」なのですよ。