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一昨日だったかな、いや先一昨日かな。
雪の切れ間に薄日が差し、珍しい穏やかな午後になった。
温かそうな雰囲気に誘われて表に出ると、お客さんが見えられました。
いや、お客さんでは無くて冒険者、ストレンジャーかな(笑)。
白セキレイがマックスの餌のおこぼれにあずかりたくての来訪です。
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マックスに話しかけます「ほら、マックスー、チッチがご飯頂戴なんて来ているぞ」
タイミング良く来訪し、それがマックスのご飯時だと、少し分けてあげます。
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雪国の小動物たちは冬は厳しい環境の中で生き延びなければなりません。
分類としては「漂鳥」になるのだろうけれど、もう少し雪のない温かなところへ行き、
また温かくなったらこっちへ戻ってきたらよいのに。と、余計なことだけれど何時も思う。
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本当に、地面も何も全て真っ白になる雪の日など、餌など見つかるはずもない。
こうして、雪がやみ、少しでも地面が出ると、そこで餌を探します。
マックスの餌をあげると、ツツツーと小走りに近寄り、すばやく咥え、そして食べ始める。
一時期は、少しずつ慣らして「手乗り白セキレイ」にしようかなんて考えが、頭の隅をよぎりましたよ。
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一通りマックスの前で餌を探すと、次は高床式の階段を上がり始めました。
チョンチョンと相変わらず忙しない動きです。
マックスはこんなに寒いのに、この頃は食欲旺盛でご飯を残さないからなー。
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こんな「白セキレイ」が目と鼻の先まで近づいてもマックスは何もせずに見ています。
心が優しいのか、小鳥には興味がなくて無関心なのかは分からない。
そんな光景を見て喜んでカメラをポケットから出すトーちゃんが、マックスには馬鹿に見えるのかも。