畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

雪なれど平穏なり

2012-01-06 14:43:07 | 風景

 本日も降水確率70パーセントほどの雪の予報だったけれど、まずまずの天気。
そう、朝の降雪量は15センチほどだったな。

 五時半に出勤し、待合室の玄関を除雪する。
次に、一番電車が入ってくる上り線のホームを、スノーラッセルと言う道具で除雪。
次いで、下り線のホームを同じく人力で除雪します。

 これは勤務中の撮影では有りませんからね、退勤報告を電話で済ませ帰る際の一枚です。
今日は、私の声が聞こえたと、珍しい人物が休憩室に立ち寄ってくれました。
昔働いていた、長岡の大きな事務所の所長です。

 一緒に働いていたことも有る彼が、今はそこの事務所の堂々たる長、責任者です。
感慨深く驚きの声を上げると「スベルべさん、今はそんな時代になっちゃったんですよ」
と、嫌味でも無く、淡々と話す。そうその通りですね、時代が変わり私もその分老いたのですよね。 


 ロータリー型の小型除雪車が近付き、手を振ると昔の、出向時代の同僚が、
驚いて目を丸くして見ていて、ちょっと愉快でしたね。

 ここで働いていると、手真似で駅舎を示しましたが、分かったかな。
時間に追われる仕事なので、停車することも無く、急ぎ足で去って行きましたが。 


 駅舎を出て、もう一度ロータリー除雪車をカメラで追います。
お、昔、国鉄のアパートだった建物が一度も除雪されていません。
そうですねー、120~150センチくらいなのかなー。


 道路除雪のロータリー車の雪で横断歩道の標識がひしゃげて曲がっています。
またやり場のない雪が、大きな山を形成しつつ有ります。


 少し心配で家の裏を覗きます。
自然落下式の屋根の雪は、滑り落ちる勢いが強すぎて、地下水の出る範囲を超えてしまっています。


 コンクリートの壁に見えるのが地下水の散水ノズルです。
自然落下式の屋根雪処理ではこの地下水による消雪でも無かったら、大変です。
大きな面積の屋根の雪が、一定個所に滑り落ち、見る間に小山を築きます。

 そして、この地下水が枯渇したり、揚水ポンプが故障などしたら、一大事。
家が、滑り落ちた雪に端から埋まり、傾くかも知れませんからね。

 でも、今のところは全てが順調。
雪がちらほらとしたとて、先ずは平穏に一日が過ぎています。
コメント (4)
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