豊富な知識と研究に基づいた緻密な資料。
難しい内容を素人にでも分かるような資料に仕立てると言うのはよほどの知識が無いと無理な事。
先ずは最近多くなっている種子の「F1」の説明から入ります。
元来理科大好き人間のスベルべにはたまらなく面白い話の連続。
先ずは基本的な一代雑種の作り方から。
「雄性不念」なんて初めて聞く言葉でした。
でも、今の「F1」種子を作るのには欠かせない事のようです。
キク科とか豆科の「F1」化は難しいとされていた種子にも利用され始めているのです。
人間の欲望、野望には切り際限の無いものが有ります。
米、稲作の世界にも当然その技術は導入されている。
しかし、幸いな事と言うべきか、日本ではまだ試験的栽培の域を出ていないようです。
そして、種子による世界の制覇、管理をもくろむ巨大種子、種苗会社の数々。
特に、その種子による世界制覇を目標にしていると囁かれている「モンサント」の名前が・・・。
(続く)