その売店の店内にはこんな絵柄が飾られていたり・・・。
こんな藍染の陶器がさりげなく置かれていたり・・・。
そう、我が家にもこれにそっくりな古い品物も有ったなー。
うわー、「久保田」の一升瓶6本入りの箱ですよー。
いやー、剛毅にこんな量を一度に買ってみたいものですねー(笑)。
もう、本当に唸るしかないスベルべです。
いやいやいやー、誰が、どなたがお飲みになるんでしょうか。
伯母さんが困ったような顔でスベルべに聞きます。
「どっけの酒が良いんだろうかのー」うん、お酒をたしなまぬ伯母さんは困った様子。
そこでスベルべは後で反省する助言をしてしまうことに。
「バーちゃん、やっぱりそ、美味しさと値段は比例してのー、高いのは間違いなく美味いのー」なんて。
しばらく考えておられた伯母さんは「うん、これが良いかな、お前さんにも一本の」なんて。
「駄目だてー、バーちゃん、おらこんなの呑めば口が曲がっちゃうよー」
「いいこて、大丈夫だてー」って伯母さんスベルべの顔が本当に曲がっちゃいますよ。
剛毅に家でお待ちになる息子さんとお孫さんに一本。
そして、スベルべに一本買って下さった名酒は「越州 その悟」
さて、そんなに広くも無いけれど、酒を選ぶには十分なスペースの綺麗な売店内です。
「写真を撮っても良いですか、値段は写しませんから」と店長に聞く。
スマートな青年店長で、頂いた名刺には「SSI唎酒師」の肩書きもある平田氏は、
「はい、結構です、値段も写してもらって良いですよ」と暖かなお言葉。
もしも、皆さん訪れることが有ったら、そして買い物に迷うことが有ったら平田店長にご相談を。
さて、敬老の日のサービスとばかりにお年寄りを振りまわしてしまった。
でも、喜ぶ三人と、そして「思うことがかなった」と喜ぶ妻を見て疲れも取れた。
親孝行をしたいと願う妻に孝行したスベルべだったかな。
いや、最後は酒蔵を回るなんてスベルべ自身への孝行だったのかも知れない。
ま、許して頂きましょうスベルべも敬老の日が似会う歳になって来たのですから(笑)。
(終わり)