畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

さつま芋を齧ると・・・・

2013-09-23 20:04:49 | マックス

 「さつま芋を齧ると歯茎から血が出ませんか?」
って、トーちゃん「リンゴを齧ると歯茎から血が出ませんかのパロディー?」なんてマックス。

吹き始めた秋風に食欲も回復のマックスは久しぶりに山の畑のさつま芋を掘りました。
でも、半分以上も食べたさつま芋の齧り跡には血の跡が・・・。


 「マックス!ここ掘ってみるか?」と声を掛けると、飛んできましたよーマックス。


 「ホイキタ、トーちゃん」とばかりに掘りだしたけれど・・・。


 でも、すぐ息切れするのはマックスの現在の年齢も感じさせる。
「なーに、昔はさつま芋なんて一気に掘ったもんだったがなー」なんてマックスのつぶやき。


 よっこらしょ、なんて全部掘らないで端を咥えて引っ張る生活の知恵。
考えた見るとマックスは15年もさつま芋を掘り続けている大ベテランですからねー。


 少し前の若いころだったら、「マックス!それは駄目!小さいの!」なんて言うと、
聞き分け良く止めたけれども、今は耳が聞こえない事を良い事に知らんぷり。


 さて、満腹したようでトーちゃんが掘った芋の上でうたた寝。

 トーちゃんと、カーちゃんとマックスとでさつま芋を夕方まで掘り、
夕焼けを見ながら、軽トラの運転席の真ん中にマックスを挟み、山道を下るスベルべ夫婦でした。

 「マックスや、面白かった」なんて声をかけつつ家路を急ぎます。
さて、こんなささやかなでも、充実感を感じる暮らしは何時まで続けられるのでしょうか。
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秋風に育つ秋野菜

2013-09-23 05:32:13 | 

 最低気温が20度を下回るようになり、朝方の畑では肌寒さを感じる。
この秋らしい気温と、優しくなってきた日照に、秋野菜の成長がめざましさを見せてくれる。

 これはもっとも早く、そう8月末に播いた大根だけれども、ほら、ちゃんと大根の形になって来ていますよ。
昨日の朝だけれども、この大根の間引き菜を朝食に試食し、味を確認してから農天市場に出しました。


 左は、ラディッシュで右は聖護院蕪。
聖護院蕪の成長には時間がかかるけれどもラディッシュはもう収穫を始めました。


 最初に播いた「リアスからし菜」は虫食いの穴だらけだけれども成長著しい。
虫食い跡の多いのは、先の大根も同じこと、無農薬、減農薬の限界です。


 「レッドマスタード」です。


 イタリア野菜で日本語の表記は「緑チコリ」なんて有ったなー。
気温の高い時の種蒔きで、芽の出方が一定しませんでしたね。


 次々に播いた数え切れないほどの何種類もの野菜が育ちます。


 そうそう、これはカラフルな茎を持つ「スイスチャード」の赤ちゃん。


 サブと言うか、最初に大根類を播いた畝長12メートルほどの場所です。


 さて、こちらは秋野菜、特に大根類のメーンとなる18メートル余りの長畝。
満を持して9月になってから種を播いたところです。
この大根類の間引き作業が始まると忙しさも最高になるし、間引き菜の味もぐんと良くなります。
そして、その頃には気温の低下により害虫も退散している事でしょう。


 緑のマルチシートを掛けた平畝は3本です。
根元、株元に土が入らない方が良い、野沢菜を筆頭にマルチシートに小さな穴を開けて播いて有ります。

 土、日曜日の農天市場の営業でやや疲れ気味です。
でも、今日月曜日は農天市場は休んでも長岡の「越後の台所 すずきち」さんが仕入れに来ます。

 さて、表は明るくなってきて、お日様が顔を出しそう。
マックスの散歩を兼ねて山の畑に行き、野菜を収穫してきて、それから朝食です。
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