
マックスは朝の畑で匂いを嗅ぎまくる。

ここでも無い。

いや、ここでも無い。

なんだか何時もと違う素振り。

何か納得の行かない様子。

ま、いっか何かの間違いかな。なんてね。

ところがところが、朝食を摂りマックスを家に置いてスベルべママと山の畑に行くと・・・。
「トーちゃん!見て!」と小声で呼ぶ。
なんと、スベルべママが示す指の先、唐松の繁みに一匹のサルの姿が。
写真には上手く写せなかったけれども、身体を掻く様子などが垣間見えた。
先日は村のすぐそば、線路の踏切付近で見かけて驚いたけれども、とうとう畑の傍で見かけることに。
以前は全く見かけなかったカモシカが定住したり今度はサルの姿。
国道とJRの線路がすぐ脇だと言うのに山の畑はすっかり野生の王国です。

スベルべママと汗を流し、昼食のために帰宅するとマックスはこの姿。
もう、朝寝って言うか惰眠をむさぼっているような状態。

「マックス!山におサルさんが居たぞ、マックス頼むよ」
マックスが畑を嗅ぎまわったり、畑の端で繁みに向かって吠えるのはこのためだったかも知れない。
マックス、歳とって寝ている場合じゃ有りませんよ、これはー。