
敬老の日の昨日、親孝行とばかりに妻の母つまりスベルべの義母とその妹夫妻、妻の伯父叔母を伴って小旅行。
旅行とは言っても行先は、車で一時間余りの長岡で先ずは伯父さん伯母さんにお見せしたかった県立歴史博物館。

特に見て頂きたかった雪国の昔の暮らし。旧高田市の「雁木通り」の冬の光景です。
初めてみた時は、故郷堀之内の冬かと思いましたね。
旧国道は屋根雪の捨て場となってうずたかく雪が積まれ国道を横断して反対側の雁木通りに行くには、
こんな風に掘られた雪のトンネルを通って行っていたのでした。

雁木通りには雪国の商店街が再現されています。
これは昔ながら藁製品や竹製品が並べられた「荒物屋」でしょう。

今の若い人たちには使途も分からない小間物が多いでしょう。
でも、スベルべ達の団塊の世代には懐かしいものばかりですね。

ほら、昔の「駄菓子屋」ですよ。
義母も伯父さん伯母さんも一瞬目が輝きました。

さりげなく並べられているブリキの玩具や、木箱入りのサイダー瓶が懐かしい。
その後の屋根の雪下ろしの光景などはまた続いてアップしましょう。
ところが、台風18号の接近を気にしつつ出掛けたのでしたが伯父さん伯母さんをお迎えした際の、
川の増水、濁り具合はすさまじいものが有り、思わず一昨年の大水害を思い出してもいたののでした。
一通り県立歴史博物館の見学を終え、再び受付に到着する寸前に同級生から携帯に着信。
「今、どこにいるの?増水がちょっと凄いぞ」「えっ、今どこにいるの?」
「あんたの家の前、マックスの前、オジサンも一緒」なんて会話を交わすと、
別の時折り農天市場に出品してくれる若者も「何時でも手伝いに行きますから」なんて連絡をくれる。
そうなると、スベルべも家に帰らざるを得ません。
妻と、義母と伯父さん伯母さんを宿泊するホテルに送り届け、高速道をすっ飛ばして帰宅したのでした。
帰宅すると、同級生とオジサンがヘルメット雨合羽の完全装備で我が家の前に。
「大丈夫、雨も小降りになってきたし、水も引いて来たよ、行って良いよ」と言ってくれる。
感謝しながらも再び高速道で長岡へと引き返すスベルべでした。
(続く)