積雪もようやく2メートルを下回る程度まで消えた。
そろそろ畑の雪も除雪して、温室や芋床の支度を始めなくてはならない。
幸いな事に、除雪を友人が申し出てくれロータリー付きのトラクターで駆け付けた。
自分の畑よりも我が家の畑を優先してくれるなんて有難いことです。
今年の雪の特徴は柔らかく積もっている事もある。
これは比較的に気温が高かったためだと思うが、そのためにトラクターも水平を保てない。
それでも、消雪材で線を引いて示した畑の場所をどんどんと除雪する。
この除雪ロータリーアタッチメントは着ける位置から仕事は後ろ向きの苦しい態勢。
作業を進めるうちに水平を保てるようになって来る。
こうなったらシメタもので仕事ははかどるけれども、それにしても積雪は多い。
この広い畑の下には「トウ菜」と「タマネギ」が埋まっている。
雪解けの遅い年など、そのままにしておくと、「タマネギ」など育たずに腐ってしまう。
ロータリーの回転刃の大きさから、一回では除雪しきれない。
二度三度と繰り返して、ようやく地面近くまでの除雪が出来るのです。
雪の降らないところではこんな仕事は必要無いわけで、雪国の農業の不利な点を感じます。
でもね、負け惜しみでも無いけれど、こうして雪の下で育った野菜は本当に美味しいのですから。
人間でもね、野菜でもね、苦労しなくては味が出ないってところかな。
そして、春用の野菜を植え漬けなかった畑も十分に休んで春を待っているのですから。