畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

我が家の宝物

2015-03-16 05:13:32 | 暮らし

 昔、『リログ』時代にアップしたからいわゆる「温め返し」ってやつですね。
祖父が残した雑記帳『萬覚帳』です。祖父は亡父が数え18歳の時に亡くなっているから会ったことは無い。



 主として、田畑の収穫などが覚え書きされています。
下欄に地名などが記されていて、それも興味深いことです。



 「地芝居」では無くて、『自芝居』って、何だろう。自負なのかなー。祖父は座長だったと言いますから。
「花」お祝儀が上がっていて、律儀に名前を書いてあると言うことです。



 明治30年代だと思いますが、祖父自身の祝言、結婚式の覚え書き。
いやー、几帳面と言うか、酔っ払って何も覚えていない馬鹿な結婚式の孫スベルべとは違うなー。



 そうだ、嫁になる祖母(亡父が数え3歳の時に亡くなる。)は今の小千谷市出身だったな。
若者仲間から酒が贈られていたようです。



 夜通し祝言が続いたのか、又は泊ったのか朝食の控えまであります。


 売り上げの一覧のようです。
色々な雑穀類を作っていた様子で、うーん、これが物好きスベルべのルーツかなー(笑)。



 県税などの控えです。
三五年と有ります。明治ですねー。今から130年ほど前です。



 明治時代の暮らしを垣間見るって感じで感動を覚える。
我が家、私のルーツです。私で終わってしまうかもしれないけれども、ささやかな庶民の暮らしですね。

コメント
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