大仕事の前の腹拵えは皆さんに好評の様子。
そうだよね、我が家の「ゼンマイ煮」の材料タケノコも、キンピラにした「独活」も採れ採れその日の収穫物。
さて、「枠転し」のオジサンもいよいよ皆様に見守られて本番。
「トーちゃん、何年ぶりー?」なんて問いかけに「そうだのう、20年ぶりかな」だって。
そして、枠によって印付けされた田にひっそりと田植えの見本を示す無口な達人。
人間すべからくこうで無くてはいけません。黙って黙々と手本を示すのですよ(笑)。
さて、チャレンジ精神旺盛な参加者は誘いに応じ「枠転がし」に挑戦。
こりゃ、もう本当に貴重な体験ですよ。枠の目印を踏まないように抜き足差し足(笑)。
おー、そして見事なおみ足を惜しげも無く出して田圃に素足で入ります。
もっとも、ゴム長なんて履いて入った日には、足を取られて転倒は必至(笑)。
でも、当たり前のことながらさすがに大人の農業体験。
分からないところはすぐに聞く素直さ。いや、図々しさ(笑)。
おっとー、昔は見ることのできなかった女性の「枠転がし」です。
なにせ、男女共同参画の時代ですからね。女性は駄目なんて言ったら田圃に投げ出されます。
いいですねー、この雰囲気。
やはり、泥遊びって感覚も有り、童心に帰るところも有るのではないでしょうか、田植えって。
(続く)