思わぬ幸運が舞い込みました。
「三日以内工場出荷」って本当に凄い話じゃないですか。
うわー、「鮮度実感パック」ですって。
地方ではなかなか入手できないものですよね。
さて、雪消えから忙しさが始まり、5、6月はそのピーク。一日に12時間も働く日々が続きます。
買い物に出かける時間さえ取れずに夕食時間になる事も。
でも、スベルべママは創意工夫でなんとか30分足らずで夕食を仕上げる。
採れ始めた我が家の野菜を、卵でとじています。
まだ、昨年のジャガイモが美味しく食べられます。
この昨年のジャガイモが無くなる頃には、我が家の新ジャガが登場する予定。
まだ、枯れ果てても居ず、草食系でも無いから豚肉の生姜焼き。
夕食には、肉か魚がメーンとして一品は必ず付きますね。
さて、準備が整ったところで新打ちの登場。
思わず、昔のCMソング「喉が鳴~る 鳴~るこいつが・・・♪」なんて唄が脳裏をかすめる。
スベルべ流は缶ビールはグラスを使わず、ワイルドに直接缶から呑む。
なんだかね、旅の気分が髣髴して来るって訳ですよ。
「頂きまーす」とばかりにごくごくと喉に流し込む。
「やはり違うなー」「美味しいー、本当の生だね」なんて二人でつぶやく。
いえね、スベルべママは上品に、スベルべが佐渡で土産に買ってきた「無明異焼」のビアマグで。
うーん、美味しい生ビールを口にして、いや喉にして思い出したことが有る。
大昔だけれども、銀座に歩行者天国が登場した。
田舎者のスベルべは色々な人種を見るだけでも面白いのだが慣れない雑踏に疲れる。
そこで、逃げ込んだのがビルの地下の「ライオン堂ビアホール」。
地上の雑踏とはかけ離れた静寂な世界で呑む生ビールは美味しかったなー。
時折り、出来たばかりの「紀伊国屋書店」などに、買い出しに行った際の事だったのでしょうね。
そんな事を思い出しながら、最後は顔まで上に向けて残りの一滴まで飲み干す。
昔、若い頃と違うのはビールから焼酎の、そう今だったら麦茶割に移行すること。
昼間の過酷な労働で、春から4キロ程スリムになっちゃいました。
夕食時のビールはそんに、乾ききった身体に砂漠の雨のように吸い込まれるのでした。