マックスが今朝6時55分に「ミミお母さん」や兄弟たちが待つ、あの世へと旅立ちました。
今朝は、鳴き声はしなかったけれども3時に目覚め、マックスを見に行きました。
一昨日あたりから食べ物は口にしなくなり、大好きなアイスクリームも少しなめるだけでした。
昨日からは水も呑むしぐさをするだけで飲まなくなっていたのです。
3時に起きて見に行った際も、水をスプーンで口に持って行っても口を少し動かすだけ。
心配しながらも再び就寝し、四時半頃に起き出し、ブログをアップして畑へ。
その時も、呼吸は荒く、大きくお腹をな見た出せては居ましたが規則的な呼吸でした。
しかし、一仕事を終えて帰宅し、マックスのところに行くと様子が少し変わっています。
身体を撫でながら、声を掛け続けましたが数呼吸、大きく息をし首をもたげて口を開きます。
まるで、スベルべに何か言いたいような素振りをし、そして首をがくりと落として呼吸は終わりました。
マックスは、義理堅くスベルべトーちゃんが畑から帰るのを待っていたかのように息絶えたのです。
大の字に開いた、前脚を横に揃え、寝せて上げます。
8時になるのを待って、火葬場や市役所に連絡を入れます。
もちろん、マックスの旅立ちは二人の娘にもすぐにメールで連絡しましたが。
火葬は予約で時刻指定。朝一にお願いしようかも思いましたが、娘が二人とも来ると言う事で午後に変更。
13時からの予約で、自動車の後ろに毛布を敷いて乗せ火葬場に向かいます。
体重によって料金が異なるとの事で、毛布のまま秤に載せると体重は10キロ。
何時もは16キロの偉丈夫なマックスも一年と言う長い患いで骨と皮に痩せてしまっていたのです。
係員により、火葬台に乗せられ、両手を合わせてお別れをします。
二時半に、会議のために帰った娘を除いた三人でお骨を拾い上げに行ってきました。
随分立派な骨箱で、骨格の良かったマックスでさえ三分の一にも満たなかったなー。
軽い、軽いお骨になったマックスと帰宅しました。
仏壇と言う訳にも行かないので、床の間に休んでもらっています。
お盆か何かの際に、山の畑の片隅に埋葬しようかと思っています。
今まで、可愛がって下さった皆様、そしてマックスの記事に暖かいコメントをくださった皆様。
本当に長い間のお付き合い、ありがとうございました。
スベルべの育て方がそうしたのか、飼い主スベルべに似てしまったのか野生児のマックスでした。
決して紳士では無かったけれども、「白州次郎」の遺言がぴったりでしょう。
『葬式無用 戒名不要』のマックスです。
マックスのトーちゃんに似た性格からの本ワンの遺言で「献花ご供物の儀は固くお断り」申し上げます。
何時の日か、あーあんな犬と馬鹿な飼い主のコンビがいたっけ。
なんて思いだして頂けたらそれだけで幸せこの上なしです。
テレビのメジャーデビューの話も、雑誌出演の話もお話が有った時は遅すぎましたね。
でも、ケーブルテレビには随分数多く出演し、芋を掘る姿も残してくれました。
マックスは泣き虫トーちゃんが泣かないようにと、十分な介護をさせてくれました。
お世話になった獣医さんや、その他の人に挨拶をした際に、ふと思い出して涙が滲んだりはしましたが。
マックス、トーちゃんは大丈夫だよ、何時までもめそめそなんてしないからな。
お前との思い出と、一人と一匹で遊んでいた記憶とともにトーちゃんは生きていくよ。
また、あの世と言うものが有ったなら、飼い主とペットで出会おうではないか。
マックス、しばらくの辛抱だぞ、ミミお母さん、兄弟たちと遊びながら待っていておくれ。