畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

「ジュンベリー採り」で蜂の武蔵にやられたー

2015-06-15 04:42:53 | 暮らし

 「ジュンベリー」の名前の通り、今年も6月になり実が色づいて来た。
ジュンベリーを待っていたのはスベルべ夫婦だけでは無くて小鳥たちも同じこと。



 近くで草取りをしていたスベルべママから緊急指令。
「トーちゃん、鳥が来て食べちゃう、採ってー」なんて。



 ほら、美味しそうでしょう、小鳥たちには最高の御馳走ですよ。
「カケス」なんて、美味しさが嬉しくて、黙って食べていられなく「ギャーギャー」と騒ぐ。



 赤黒く熟した実も美味しいけれども、熟す一歩手前の赤い実も酸味に満ちて美味しい。
小鳥たちに存分に食べさせてあげたいけれど、そうもいかない。待っているケーキ屋さんもいるからね。



 おっとっとー、小さいながらスベルべトーちゃんを威嚇する生き物が。
アシナガ蜂の一種だと思うが小型では有る。でも刺されたら一大事。



 蜂を避けつつ、採り続けていたら一瞬バランスが崩れた。
園芸用三脚の脚一本に体重がかかり、傾いたと思った瞬間にぐらりと傾き転倒。



 一瞬事態が呑みこめないままに風景はぐるりと回転。
草むらの中に倒れ、背中の息が止まるような痛さに寝たままで立ち上がれない。

 「トーちゃん!どうしたの!」の声にようやく返事をし、手探りをすると三脚の一本足の上に落ちていた。
したたかに左背中を打ったのだが、幸い骨には異常は無さそう。

 畑仕事で鍛えた、ゴリラのように発達した背筋が大切な脊髄を守ってくれたようだった。
それでも痛みをこらえてその後、山の畑に行き、ニンジンの畝作りとさつま芋植え。

 夕食に平気な顔をして晩酌を呑むとさすがにどっと疲れと痛さが。
這うようにして風呂に入り、上がって滅多に張らない湿布を背中に張ってもらって就寝。

 過去にも、胸を強打した経験が有り、その時は翌朝傷みで布団から立ち上がれなかった。
でも、今朝は3時にマックスに起こされたけれども、なんとか起きられた。

 その後ひと眠りして、周囲の明るさに再び目覚めました。
さて、畑に行って「ジュンベリー」と「オカヒジキ」と「ズッキーニ」の収穫を急ごうか。
コメント (4)
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