畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載53-1『中の岳』で学んだこと(続く)

2016-02-05 06:42:14 | 登山


  中の岳」で学んだこと(その1)

 中の岳に家族四人で登る事になった。三山縦走は家族の力では無理とあきらめ、越後駒ケ岳、
八海山に続いての単独登山となったのだ。

 中の岳を単独でと登るには三国川沿いの「十字峡コースが最適」とそのコースを選んだのだったが、登山仲間には笑われた。
「あのコースは三山縦走時の避難路みたいなもので登る奴はあまりいないぞ」と。理由は登り始めて知る事になる。
 さて、登り五時間の長丁場になると、家族は張り切って朝食をカレーライスで身体が重く感じられるほど食べた。
そう、食べる、食べられると言う事も若さと体力の証しなのだ。

 登山口に車を止めて、日の出前に昇り始めたが、日が差し始めて初めて木陰の無い、
太陽をまともに背負うような登りには不向きで、きついコースだと知ったのだった。
 途中で下山して来る、学生と思われる登山者と出会った。

 その登山者は「山頂の小屋に遭難寸前の単独行者が居て、誘っても一緒には下りなかった、
会ったら一緒に下山するよう勧めて下さい」と言われた。

 家族は快調に歩を進め、ガイドブックに有った登山予定時間よりも一時間ほど早く山頂に着いた。
避難小屋に入ると、疲れ果てた感じの初老の登山者が濡れた靴下を絞っていた。
食べ物やその他必要なものは無いかと尋ねるが「何も要らない」と言う。

                      (続く)

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恵方巻

2016-02-05 05:08:07 | 食べ物

 三日、立春に恵方巻を食べました。
安いカメラで、接写のピントが合いませんが。



 三種類ほどAコープで予約したもので、これは「穴子巻」。
そもそも恵方巻を食べるなんて習慣はこちらには無かったのですが・・・・。



 ありゃまー、長い穴子がだらしなくはみ出しちゃっていますよ。
自ら積極的には求めないのですが、Aコープには野菜を出荷している義理も有り予約に応じたって訳。

 新たな習慣の「恵方巻」。バレンタインディー。クリスマス。ハロウィン・・・・、何でも有り。
ま、とかく問題を起こすかの国々の人々の狂信的信仰よりも、我が同胞の信仰は自由で微笑ましいが。



 スベルべママ昨日のスープ。
カボチャと見た目では分からないけれども「ポロ葱」が材料です。



 昨日はスベルべママが友達三人を呼んで女子会。
三人だと「姦しい」ですが四人だと何になるのでしょうか(笑)。

 スベルべはとなりのダイニングで賑やかな声を聞きながら一人で昼食。
いくら厚顔になったスベルべとて、女子会に割りこむ蛮勇までは持ち合わせていませんので(大笑)。

 女子会は自慢の手造り料理の持参も勿論あります。(でも、山葡萄のジュースのサイダー割って微笑ましい)
スベルべも昼食に頂いたココナツミルク入りの本格的「グリーンカレー」はなんと友達の旦那さんの「男の料理」。

 なんと女子会を盛り立てたのは男力も有ったって事。
スベルべの最大の協力は、静かに食べて、静かに一人で出掛けた事かな(大笑)。
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