畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

スローライフも大変だー!

2016-02-26 04:08:29 | 食べ物

 究極ってほど力を込める必要も無いのだけれど、「スローライフ」も大変です。
なにせ、自分で栽培した大豆を使って味噌を作ろうと言うのですから。

 6月6日に大豆「秘伝」の種蒔きをしたところから仕事はスタート。
芽を摘んだり、土を寄せたりして育て、枝毎取って畑に逆さに並べて乾燥。

 乾燥しきれず、鞘をもぎ取ってまた乾燥。
乾いたところで、槌で叩いて脱穀し、「唐箕」でゴミを飛ばして仕上げた大豆です。



 ほら、先日もNHKの新潟版と全国版で放送された麹の老舗「キンペイ」さんで仕入れた麹。
それと、自然製法の塩を混ぜ合わせて大豆の炊き上がりを待ちます。



 三つ口ガスコンロ台の全てをを動員し三つの釜で大豆を煮ます。
時間調整が大変ですが、圧力釜まで動員していますからね。



 以前は電動餅搗き機を使って茹で大豆を潰していました。
でも、今はこのほうが効率的だと、ビニールに包んで足で踏んで潰しています。



 足で踏み、潰し終えると次は大きなアルミのタライに入れて再度手で潰し混ぜ合わせる。
この時点で、麹と塩とは混ぜ入れられています。



 出来上がりを待つ樽です。木製では無くてやや風情には欠けますが。
こういう、道具類はスベルべトーちゃんの大事な35度の焼酎で拭いて殺菌済み。



 ほら、三つの樽にぴったりと味噌の元が入りましたよ。
これから熟成させると最高級の味の『秘伝の味噌』が出来上がるって訳。

 スベルべママなんて、朝の4時から起きて準備を始め(大豆を水に浸すのは前夜から)、
夕方は6時半過ぎまでかかっていましたよ。

 「トーちゃんも少しはその気になってよ!」なんて叱られるけれど、
スベルべはダンマリを決め込んで、後片付け程度しか手伝わない。

 だって、一人で全てやった方が達成感が大きいでしょう。
って、スベルべママも嫁いだ娘の手助け、応援は要請していましたがね(笑)。
コメント (6)
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