畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

我が家の『猫』三代

2016-02-22 15:16:16 | 暮らし

 2月22日はにゃんにゃんにゃんで猫の日だとか。
最近は猫ブームだって言うけれどもどうした事かいな。

 今はマックスが去り、そのもっと前にオジが家出をしてしまい我が家にペットは今居ない。
まだ、モノクロの時代の写真で何時の事かなー。炬燵の上であおむけで爆睡する「オジ」です。



 これも向きが違うだけで同じ「オジ」ですね。
何代か続いて、与板の乾物屋「松屋」さんから婿入りしてきた。

 ちなみに我が家で買う猫は雄猫に決まっていて、名前も必ず「オジ」だった。
「松屋」さんから貰った子猫は箱に入れて、バスと汽車を乗り継いできた。

 バスの運転手は子猫の声にも黙っていて料金は取らなかった。
駅に行くと鳴き声に気付かれて、子供の運賃を取られたっけなー。



 このシロクロプチの「オジ」は、近所に居た捨て猫を飼ったように思う。
如雨露の中に手を入れて、水を手に付けて飲む利口ものだった。

 スベルべが戯れに近くの川に釣りに誘ったらさー大変。
釣りの支度をすると目敏く見つけて着いてくるわ、釣った魚は横取りさえする。

 「こら、オジ!魚釣りに来たんだぞ、猫釣りに来たんじゃないぞ」なんて叱ったっけ。
そう言えば、前出の「松屋オジ」は絶対に川魚は食べなかった。鮎だって跨いじゃう(笑)。

 その代わり、海の魚と言えば煮干しだって大喜び。
白いご飯に「花鰹」を掛けるのが定番ご飯。「オジ、今日もカツライスか」なんてからかっていたっけ。



 最後の「オジ」が中年を迎えた頃、犬の「チロ」が来た。
無邪気に近付く「チロ」に「オジ」の奴は猫パンチ一閃。鼻の頭から血を出してしまった「チロ」でした。

 一回だけだったけれども犬の「チョビ」と猫の「オジ」が赤ちゃん同士で揃った事が有った。
一日中、絡み合って、転げまわって遊び、「オジ」の身体は「チョビ」のツバで汚れ、そこに砂が付いて・・・・。

 疲れると、そんな汚れた姿で抱き合うように寝ていました。
そんな風に、犬と猫とを叶う事ならば子供の時から育てたいと思うけれども自分の歳を考えるとやはり叶わぬ夢。
コメント (2)
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『古事記』に挑戦

2016-02-22 04:24:08 | 暮らし

 友人から昨年の秋に一冊の本を借りました。
時間がかかっても良いから読み終えたら返す。と、言う約束です。



 何だか、いわゆる馬の合うその友人は、元中学校教師。しかも、国語の先生でした。
そして、付き合いが深まったのは互いに共通する趣味、オートバイが有ったからかも知れません。



 古事記を纏めた「太安万侶」も偉いけれども、この本を現代語訳した「池澤夏樹」さんも中々の方。
「帯」には、池澤夏樹=個人編集   「斬新な訳と画期的な注釈」なんて有ります。



 こんな、親しみやすい感じで始まります。
でもね、読むに従って難しくなる。いえ、分かり難くなる。



 「太安万侶」への便り、なんて形式の序です。


 いかんせん、神々の名前、出現数が多過ぎる。
やや、硬化し始めたスベルべの脳には中々スムーズには沁み込まない。

 二日間でそう、五分の一程度の読み進み度でしかない。
でも、今日からまた気合を入れて読みましょう。
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