畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

ツキノワグマが朝の散歩(その2終わり)

2020-05-12 12:53:17 | 自然

 そして、午後には再び山の畑に行きトラクターで作業。

すると、一台の乗用車が近づいてきて顔見知りの男性が下車。

 鳥獣保護観察委員だったかの肩書があり、朝の話を聞いて来たという。

典型的で、こんなにはっきりした足跡はめったにないとのお話だった。

 

 山際のブッシュを避けて通るなんてなかなかの知恵者。

元来、臆病で用心深いというツキノワグマの習性でもあるのでしょうか。

 

 いつも軽トラに乗せてあるメジャーを当てて一枚。

前足、後ろ足で多少大きさは違うようですが20センチはありましたよ。

 

 雨上がりの土の上で、爪の跡さえはっきりと確認出来ます。

「おい、爪を切れよな」なんて思わず、突っ込みを入れたくなるような気持ち(笑)。

 

 先の写真と違い、向こうからこちらへと歩いた足跡。

もちろん、左がツキノワグマの足跡で右がスベルベの足跡。

 来訪した知人はさすがにベテランで、「この大きさだと繁殖能力のある成獣」との判断。

つい先日、野生動物の人里への定住を危惧した文章を新聞に投稿したばかりですが現実化しました。

         (終わり)

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ツキノワグマが朝の散歩(その1)

2020-05-12 04:32:27 | 自然

 昨日の朝、山の畑に行くと変わった足跡が。

左はスベルベの足跡で、右はどうもツキノワグマの足跡らしい。

 

 右奥から現れたようです。

そして、山際近くの畑の中を歩いている。

 

 そして、山際に向かって左端に足跡は続き、消えている。

右の竹やぶにはタケノコが出るので、それでも狙ってきたのだろうか。

 

 一瞬でこれは「ツキノワグマ」の足跡だと判断。

しかし、姿は見えないのだから騒いでも仕方ない。市の担当者に連絡をしようか。

 

 作業用の手袋を並べて大きさがわかる写真を一枚。

直後に市役所に電話をすると、まだ勤務時間には早くて宿直員が対応。

 折り返し、環境課の担当者から携帯に着信。

時間は経過してしまったが、9時少し前に環境課と農政課の職員が3人で来宅した。

          (続く)

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