あやめ園の見物を終えたのは正午頃。
それから、これも出発直前に調べた蕎麦屋へと向かいます。
狭い未舗装の駐車場や建物を見て不思議な気持ちに。
蕎麦屋と言うよりは全くの民家風。でも、砂利敷の駐車場はほぼ満杯だし・・。
玄関から入ると、立派な神棚とこれまた立派な床の間とが眼前に広がる。
それにしても太い柱と、梁の材木の立派さ。柱は七・八寸はありそうです。
その立派な床の間に品書きが立てかけられている。
この部屋は囲炉裏が切ってあるところを見ると、居間という事なのかな。
昔、「まる」と呼んだ丸い筒には本来の用途の山女の焼いたものが。
そして、一緒に飾られていたものはなんと、「ツルウメモドキ」でした。
注文の一品「かも南蛮せいろ」です。
高齢(とは言ってもスベルベ夫婦よりは若い)のご夫婦だけでの蕎麦屋さん。
丁寧なご主人のお仕事と、奥さんの物静かなご応対は出色もの。
もちろん、出てきた蕎麦も言うことなしの味。おまけか天婦羅付きでした。
(続く)