畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

センチメンタルジャーニー(4・蕎麦屋)

2021-07-02 06:18:53 | 旅行

 あやめ園の見物を終えたのは正午頃。

それから、これも出発直前に調べた蕎麦屋へと向かいます。

 

 狭い未舗装の駐車場や建物を見て不思議な気持ちに。

蕎麦屋と言うよりは全くの民家風。でも、砂利敷の駐車場はほぼ満杯だし・・。

 玄関から入ると、立派な神棚とこれまた立派な床の間とが眼前に広がる。

それにしても太い柱と、梁の材木の立派さ。柱は七・八寸はありそうです。

 

 その立派な床の間に品書きが立てかけられている。

この部屋は囲炉裏が切ってあるところを見ると、居間という事なのかな。

 

 昔、「まる」と呼んだ丸い筒には本来の用途の山女の焼いたものが。

そして、一緒に飾られていたものはなんと、「ツルウメモドキ」でした。

 

 注文の一品「かも南蛮せいろ」です。

高齢(とは言ってもスベルベ夫婦よりは若い)のご夫婦だけでの蕎麦屋さん。

 丁寧なご主人のお仕事と、奥さんの物静かなご応対は出色もの。

もちろん、出てきた蕎麦も言うことなしの味。おまけか天婦羅付きでした。

      (続く)

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センチメンタルジャーニー(3・あやめ園)

2021-07-02 05:18:15 | 旅行

 帰りは周回の別コースをたどります。

行き届いた管理と、次の株分け作業が手に採るようにわかります。

 

 周回コースも終わりに近い歩道に集積されたあやめの株。

昼近い時刻で、作業員が自販機で飲料を買い求める姿がありました。

 

 あやめは、種類子度に結束されています。

種類を間違えたり、混植したりしては作業が無駄になりかねませんね。

 

 大変な労力と費用とが費やされていると思います。

でも、ひと時の心の癒しを人々に与えるのも大切な仕事なのでしょう。

 

 こんな注意書きが付いていました。

そうですよね、水辺の植物を乾燥した歩道脇に仮置きしているのですから。

     (続く)

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