畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

参議院選は四番目の投票者でした

2022-07-10 11:16:38 | 暮らし

 朝早くから山からトビの鳴き声が聞こえる。

杉の大木の先に、羽を動かしながら危うい姿をしているのも見える。

 

 春先からあのあたりにトビは営巣したようです。

自然界の変化に結構目ざといスベルベは、鳥の巣を見つけることも得意でした。

 

 田植えを終えて一月ほどの水田は緑一色。

前日までにぎやかだった、参議院選挙候補者の街宣車の音も聞こえない。

 近所のオジサンを投票に誘ったら7時前に来宅。スベルベ夫婦も慌てて支度。

一番乗りかと思ったら、先輩夫婦が先着でオジサンを3番にしてスベルベは4番。

 でも、「投票箱の中を空だと確認してください」なんて言われて初めての経験。

受け付けは4番でも出たのは1番。だって選挙区選挙も比例区も白紙投票ですから。

 できもしない公約を声高に叫ぶのは選挙の時だけ。公約の実現に期待なんてしませんから。

与党、野党を問わず政界の貧困化が進んでいる。私利私欲だけに見えるのはスベルベだけか。

 政党助成金制度、小選挙区比例並立の衆議院選挙制度など制度の欠陥ばかりが目につきます。

まさに雨後の筍のごとくぞろぞろと誕生した政党。考え方は理解できても、協力も考えてよ。

 棄権は意思表示にはならない。白票はそれなりの意思表示と思って、投票には行く。

と、いう事で庶民代表はこの暑いのに共同作業の草刈りですよ。倒れないようにしなくちゃ。

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国は破れて山河あり夢は破れて・・・

2022-07-10 06:14:49 | 暮らし

 思いもしなかった経緯で900坪余りの土地を入手。

夢は膨らみ、畑に囲まれた農家レストランを開業しようと本気で考えた。

 しかし、98%まで進めた開業準備も最後にはモチベーションも萎え中止する羽目に。

所詮素人の夢、絵に描いた餅でしかなかった。家族には迷惑をかけてしまった。

 

 迷惑をかけた、家族の夢をつぶしたと自身を責めうつ状態に。

しかし、お年寄りの送迎のパートに就いてお年寄りから元気をもらい、直売所をオープン。

 

 公的資金に頼らない、100%自己資金(ささやかな予算でしたが)自前の直売所。

それでも11年間も続け(無雪期の5か月のみ)たくさんの方々との付き合いも生まれました。

 

 山の3反歩の畑と合わせて5反歩の畑は維持が難しくなった。

売地、貸地の看板が功を奏し、運よく使いたいという会社が現れた。

 

 三月、またたくさんの雪が残る中で始まった工事。

建物は内装も終わり、机・4ロッカーなども搬入されている。

 

 正式オープンは7月末日と聞いている。

農天市場、農家レストランの夢は破れてしまったが、これも大きな経験。

 その後農業、野菜作りに邁進し、店との付き合いも広がったのでした。

今でも、家族に対する負い目、後悔の念が苦く湧き出ることも有る。仕方ない、なるようにしかならない。

そんなことも学んだ、農家レストランの夢、そして農天市場でした。

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アスパラガスを植えようか(下拵え)

2022-07-10 04:33:41 | 野菜

 友人から携帯に着信。「アスパラガスの苗は要らないか」と言う用件。

なんでも、彼の畑の近くに「ご自由にお持ちください」と苗が置いてあったのだそうだ。

 軽トラで現物を見に行くとポリポットに種を蒔いた苗で、20ポットを頂く。

翌朝、さっそく山の畑の一隅に植える場所を定めて、平鍬で溝を掘る。

 

 溝を二本掘り上げ、カヤを刈って軽トラで運搬。

一時期アスパラガスの勉強もしていて、その時の方法を覚えていたのでした。

 

 先日はスイカやカボチャの敷き藁代わりにカヤを刈ったので今回は二回目。

いやー、刈ったばかりの生のカヤは結構重いですよ。これで間に合うかな。

 

 完成した溝穴で、ここに刈ったカヤを敷きます。

この場所は、以前アスパラガスの栽培をしていた場所で5アール近く栽培していた。

 

 刈ったばかりの生のカヤを敷き詰めます。

アスパラガスの栽培は、父母にスベルベが勧めたからでした。

 その頃は畑仕事など嫌いで、アスパラガスの栽培をしたら、何年もそのままでよいと考えたから。

家庭用としては結構広い面積で、2、3年すると食べきれない量が採れるようになった。

 しかも、成長力旺盛で盛りには一日に朝晩二回の収穫をしなければならないほど。

当時は換金する方法など考えず、ひたすら皆さんに進呈しまくっていて、有名になっていました。

      (続く)

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