朝早くから山からトビの鳴き声が聞こえる。
杉の大木の先に、羽を動かしながら危うい姿をしているのも見える。
春先からあのあたりにトビは営巣したようです。
自然界の変化に結構目ざといスベルベは、鳥の巣を見つけることも得意でした。
田植えを終えて一月ほどの水田は緑一色。
前日までにぎやかだった、参議院選挙候補者の街宣車の音も聞こえない。
近所のオジサンを投票に誘ったら7時前に来宅。スベルベ夫婦も慌てて支度。
一番乗りかと思ったら、先輩夫婦が先着でオジサンを3番にしてスベルベは4番。
でも、「投票箱の中を空だと確認してください」なんて言われて初めての経験。
受け付けは4番でも出たのは1番。だって選挙区選挙も比例区も白紙投票ですから。
できもしない公約を声高に叫ぶのは選挙の時だけ。公約の実現に期待なんてしませんから。
与党、野党を問わず政界の貧困化が進んでいる。私利私欲だけに見えるのはスベルベだけか。
政党助成金制度、小選挙区比例並立の衆議院選挙制度など制度の欠陥ばかりが目につきます。
まさに雨後の筍のごとくぞろぞろと誕生した政党。考え方は理解できても、協力も考えてよ。
棄権は意思表示にはならない。白票はそれなりの意思表示と思って、投票には行く。
と、いう事で庶民代表はこの暑いのに共同作業の草刈りですよ。倒れないようにしなくちゃ。