豪商の田中家を見物しそびれて、追加したのがここ「岩松院」です。
江戸時代に一世を風靡した。葛飾北斎の天井絵で知られていますね。駐車場は一杯です。
でも、観光バスのお客さんは天井絵の本堂内らしくて静かな佇まい。
その前に境内にある、戦国武将「福島正則」を祭った廟を見物しましょうか。
福島正則についての詳しい解説をご覧ください。
高齢者が参拝するには危ないような、急傾斜の石段の上にあります。
両側に手すりが設けられていますが、掴まらなくてもこれがあったら安心です。
本堂も下駄棚を見ると空いてきた模様です。入ることにしましょうか。
岩松院は山号が「梅洞山」なんですね。スベルベは若い時に旅行の添乗員として御客を案内していました。
もちろん、本堂内の写真撮影は禁止で、お店出来ないのは残念。
天井一杯に顔料を用いて描いた「八方にらみの鳳凰」は迫力満点です。
百数十年の時を経ても、まったく修復を施さないのに当時のままというのは奇跡ですね。
ベンチ風の長いすもありましたが、夫婦で畳に座り鳳凰の迫力を感じて感動のひと時でした。
(続く)