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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

終わりにと思っても山に向かう足

2024-11-24 05:20:41 | 山菜
 山芋は十分に掘ったし、もうおしまいにしようと思っているのだが・・・。
天候が良いと、つい山の足が向かう。しかも前回掘った周りに気になる蔓もあったのです。
 たまには、こんな僥倖を得ることもあります。目的の一本を掘り始めたらその後ろにもう一本。
どう見ても、雑木に絡みつく蔓は一本しか見えないのに不思議です。蔓が切れたのでしょうね。

 そんな、僥倖も最後まで生かしきれなかった。
2本を掘り上げることは出来たけれども、肝心の先端まで到達できなかった。

 悔しくて、その後に掘りだした先端部分をくっつけてみたり。
それにしても、十分な太さの山芋です。10年以上は人の手に触れていませんね。

 こんな、山の主かお化けかと思えるような大物も掘りました。
最後は固い砂礫の層に当たり、大きく手を広げたような形になっていますが。

 スベルベは、昨年からフェイスブックも始めています。
フェイスブックもSNSを代表する部分もあり、数多くのコメントも寄せられる。
 中には、掘った跡の穴の後始末の心配をしてくれる、親切?なコメントも。
「小さな親切大きなお世話!」というやつです。お節介な人も多いものですね。

 スベルベは掘った跡はできるだけもとに近い形にまで埋め戻す。
そして、資源保護のために、青首と呼ぶ上部を折って埋め戻しておきます。
 次に掘るのはスベルベとは限らない。誰が見つけるかなんて分からないのです。
それでも、これも大切な山菜の保護のためです。こんなことも考えられない人は山芋を掘る資格もない。
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連載326「父母と姉たちと夫婦喧嘩と」(その2終わり)

2024-11-24 04:22:38 | 暮らし
 
 撮影した年月を考えると、両親とも今の私よりも若かったに違いない。

   父母と姉たちと夫婦喧嘩と(その2終わり)

 それでも、姉たちの言葉の端々、会話の中に「父ちゃんみたいな人と結婚したい」なんて何回も聞いていたのだから羨ましい話である。

 欧米並みに離婚率が上昇している日本でもある。身近でも離婚が珍しくも無くなった時代に、ついこの亡父母のことを思い出してしまう。

 そして、中々結婚せずに両親を悩ませた私は「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」なんて聞かされた言葉が忘れられない。
 そうです、そのとおり、結婚なんてしてみなくては分からない。「結婚する前は両目で相手を見る。結婚したら相手を片目をつむって見る」そんな、寛容な心を持った父と母だったのかもしれない。

             (終わり)
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